9月7日(金)よりNHK BSプレミアムで放送するドラマ「雲霧仁左衛門4」(夜8:00-8:45)の試写会が行われ、中井貴一、國村隼、内山理名、永山絢斗らが登壇した。
同作は「鬼平犯科帳」で知られる池波正太郎の時代小説を原作に、中井演じる雲霧仁左衛門率いる盗賊の雲霧一党と、一党を捕えようとする國村演じる火付盗賊改方長官・安部式部との戦いを描くシリーズの第4弾。
中井は、「第4弾までできるとは正直思っていませんでした。出演者のみんなと『ここまでできてとても幸せだね』と話しましたね。時代劇が少なくなっている中、“時代劇を続けていく勇気”を持つことが僕たちの仕事にとって大切だと思っています」と続編に懸ける思いを語る。
また、この作品の好きなところとして「“義賊ではない”ということ」を挙げ、「無作為に人を殺して物を奪っていく人が居る中、雲霧一党はそれをやらない。盗むという行為はよくないけれど、“盗みに秩序を持たせる”という彼の統率の仕方は、ある意味理想のリーダー像だと思います」と自身の演じる仁左衛門の魅力を分析した。
七化けのお千代を演じる内山は、印象に残ったという中井とのロケについて「アマゾンみたいな川で撮影をして…」と発言。
一方の中井は、「どうも内山くんと僕は違うところにロケに行ったようです(笑)。決してアマゾンではありません、琵琶湖ですので…」と首をかしげながら反論。
それを受けた内山は「時代劇の撮影をしていると、『こんなところが日本にあるんだな』って思うことが多いということです!」と慌てて軌道修正した。
中井も「時代劇の撮影ならでは…ということはありますよね。現代劇では恥ずかしくてできないようなことも照れずにできたりします。例えば目を見つめ合って“愛してる”とか…。時代劇だと自然とそういう言葉が出るというか、そういう恥ずかしさを和らげてくれるなと実感しました」と自身の経験談を明かした。
しかし、コメントの最後にはすかさず「アマゾンはうそです!」と内山をいじり、会場の笑いを誘っていた。
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