ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の七転び八起きの人生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。21日放送の第122回では、バブルまっただ中の1989年に梟町に「ぎふサンバランド」建設計画を持ち込んだ張本人・瞳(佐藤江梨子)が再訪し、バブル期を彷彿させるボディコン姿を披露した。22日放送の第123回では、瞳を囲んで和やかに昔話をするシーンも。視聴者からは、佐藤のボディコン姿に感嘆の声が上がっている。
祖父・仙吉(中村雅俊)仕込みの五平餅を鈴愛が焼いて提供する「センキチカフェ」がついにオープンし、お祝いムードに沸く梟町。その陰で、第122回では和子(原田知世)の病の経過が思わしくなく、弥一(谷原章介)が精神的に追い詰められ始めていた。律(佐藤健)は「弥一さんを連れ出してほしい」と鈴愛に相談。鈴愛ら楡野家の面々は、その機会を探っていた。
そんな中、「こんにちはー、お久しぶりです!」とつくし食堂にやってきたのが瞳だった。
瞳は鈴愛が高校生の頃、ぎふサンバランド建設計画を携えて梟町を訪れ、町をおおいに騒がせた人物。写真館を営む弥一も、サンバランド計画に夢を見たひとりだった。
だが、時はバブル崩壊の陰が忍び寄っていた1989年。銀行が融資を渋るようになり、そのあおりを受けてぎふサンバランド計画も頓挫。最後は瞳が菓子折りを持って町中に頭を下げて回ったのだった。
当時、肩を落としながら町中を回る瞳に「五平餅、食べていきなさい」と優しく声をかけたのが仙吉だった。温かい仙吉の想いに感動し、瞳は「ありがとうございます!」と目を潤ませ梟町を後にした…。
そんな騒動から19年。旅行代理店に転職した瞳は、中学校の修学旅行の下見で高山を訪れる道すがら、懐かしい梟町と仙吉の五平餅を求めてやってきたのだった。
宇太郎の発案で、梟町の男性陣が、瞳、そして元気のない弥一を囲んで大騒ぎ!40歳を過ぎすっかり地味な雰囲気になっていた瞳も、「おしゃれ木田原」のおかみさん・幸子(池谷のぶえ)が急きょ仕立てたピンクのボディコン風衣装を着用、晴に借りた真っ赤な口紅を引いてスイッチオン!バブルそのままの勢いで踊りまくった。
そして第123回では、宇太郎や弥一らが瞳を囲んで和やかに昔話に花を咲かせた。
瞳は、当時の上司と苦しい不倫をしていたらしきことも告白。暗い表情も見せつつ「(ボディコンを着ると)燃えます!」「水を得た魚」と張り切りランバダでダンス…と思いきや「津軽海峡冬景色」を熱唱。変わらぬプロポーションとは裏腹に、年相応に経験を重ねた内面ものぞかせた。何はともあれ、瞳の再訪は、弥一にとってもいい息抜きとなったようだ。
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