「Aではない君と」佐藤浩市の息子役に新人・杉田雷麟!稲田P「二人の姿に作品の成功を確信」

2018/08/24 09:00 配信

ドラマ

「Aではない君と」が9月21日(金)に放送(C)テレビ東京

テレビ東京系では、9月21日(金)に「テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『Aではない君と』」(夜9:00-11:18)を放送。

本作は、薬丸岳原作の同名小説を初実写化。一人息子が死体遺棄事件の容疑者となり、翻ろうされていく会社員・吉永(佐藤浩市)の姿を描くヒューマンサスペンス。

吉永を支える弁護士・神崎京子を天海祐希が務めることは既報の通りだが、今回、新たに豪華キャストが発表された。

吉永の息子・青葉翼役は、オーディションを勝ち抜いた期待の新人、杉田雷麟(らいる)に決定。

さらに、吉永の元妻・青葉純子役を、戸田菜穂。吉永の恋人であり部下・野依美咲役には、市川実日子。吉永家族を追う週刊誌記者・中尾俊樹を、山本耕史。吉永が最初に頼る弁護士・長戸光孝役には、八嶋智人

吉永の息子が働く居酒屋の店主・井川役には、寺島進。家庭裁判所調査官・瀬戸調査官を、安田顕。被害者少年の父であり弁護士・藤井智康役には、仲村トオル。そして、吉永の父・吉永克彦役を山崎努が演じる。

杉田雷麟コメント


「この世界で食ってくのか?」主演の佐藤浩市さんに、初対面で聞かれました。「はい」と即答しました。そんな僕に「俺と関わる場面なら、おまえが納得行くまで何度でも付き合ってやる」とも言ってくれました。とにかくうれしかったです!

現場でも共演者スタッフの方々からアドバイスをもらい、緊張している自分をも楽しみながら演じられました。この作品は、誰もが経験するかもしれない話です。僕はこの作品を少しでも多くの人に見てもらい、感じてもらいたいです。

戸田菜穂コメント


何が何でもやりたい役でした! 加害者家族を演じることは苦しくて苦しくて、毎日がモノクロの世界でした。あらゆる親子に見ていただきたいです。できれば学校でも見てもらいたい。子供と一緒に生きていくということ、あらためて考えさせられる魂の叫びのような作品です。

市川実日子コメント


撮影現場で幾度となく聞こえてきたのは、深いため息と、このドラマで起きる事件や登場人物の選択、せりふについての会話でした。他の現場と違うのは「自分だったら…」という心の奥底まで掘るような尽きない対話が、自然と続いていくことでした。

遠くで起きた特別な事件は、自分にとって全く無関係ではないのかもしれない。たとえ、ニュースの中や物語のことでも、人は無意識にそう捉えるものなのかもしれない。そんなことを感じる現場のまなざしでした。