原嶋元久がセクシー担当に⁉「今は前向きです(笑)」【舞台「NINJA ZONE」特集】

2018/08/30 20:12 配信

芸能一般

原嶋元久


2018年9月5日、映画監督、プロデューサー、スタントマンとして、ワールドワイドに活躍する坂本浩一が総監督を務める、まったく新しいエンターテイメント作品が誕生する。それが舞台「NINJA ZONE」だ。長い海外生活から得た視点で、外国人が見たい日本アクション演劇を構築。忍者、サムライ、アクション、殺陣、ダンス、ロック、アイドルなど、さまざまな要素を圧倒的なスピード感で見せる。

物語の舞台は、未来でも過去でもない架空の街「華舞綺TOWN(カブキタウン)」。犯罪者たちが棲みつき、治安という概念が崩壊した治外法権エリアで、街を仕切るのは2代目秀忠率いる強大な悪の組織「徳川組」。そんな街で唯一、人々が安らげる場所が、竜宮館〈DRAGON INN〉。しかし、組長の徳川秀忠は、街の支配を深めるために、”伊賀流YAKUZA-NINJA六人衆BURAIKANN”を招集し、竜宮館の排除に動き出す。だが、竜宮館〈DRAGON INN〉で活躍する5人組のパフォーマンスグループ“BLASTING GIRLS”は、実は甲賀流のKUNOICHIで、“BURAIKANN”たちと激しくぶつかり合う!

原嶋元久(写真・全28枚)


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今作で“BURAIKANN”の一員であり、徳川組の策士・服部半蔵の片腕でもある夜叉丸を演じるのが、原嶋元久。ミュージカル「テニスの王子様 2ndシーズン」や舞台「學蘭歌劇『帝一の國』-大海帝祭-」、「ミュージカル『黒執事』-Tango on the Campania-」など、数々の舞台で活躍してきた若手俳優だ。

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――NINJA ZONEについて、最初に聞いたときの印象は?

細かい世界観まで出来上がっていたので、面白そうだなと思いました。「華舞綺TOWN」などの名称や造語の一つ一つも凝っていて、新しい世界にチャレンジしている感覚をとても感じました。

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――夜叉丸は伊賀でありながら、甲賀の“BLASTING GIRLS”の1人と恋に落ちる役どころでもありますよね?

物語の中で唯一、恋愛要素を担う役どころでもあるので、しっかり演じたいですね。そこをしっかりやらないと面白みに欠けてしまうと思うので。だから、真剣に恋愛もしなきゃなって思っています。

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――”伊賀流YAKUZA-NINJA六人衆BURAIKANN”の衣装を着てみて、いかがでしたか?

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靴がすごくしっかりしてるんですよ(笑)。だから、思い切りアクションできるなって思いました。でも、不安要素もあって…。

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――衣装でですか?

いや、アクションで。毎日2ステージ行うのってすごく過酷なので、その状況下でいかにベストのアクションができるのかということが課題だなと思っています。でも、坂本さんは中身の濃いものを目指していると思うので、どこまでできるか。しかし、今回の舞台で僕自身がスキルアップできるように挑みたいと思っています。

――夜叉丸は“BURAIKANN”の中で、セクシー担当だそうですね。

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そうなんです。衣装の胸元がきっとそこを表現しているんだろうと思います(笑)。ほかにもっとセクシーな人がいると思うので、僕で大丈夫かな? 俺じゃないんじゃないかな?と思いましたが、今は頑張ろうと前向きに捉えています(笑)。

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――そんな夜叉丸をどう表現していきたいですか?

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いつも思っているんですが、こう表現したいと思うとお芝居が寒くなってしまうと思うんです。僕自身、人間味が滲み出てくるお芝居が好きなので、稽古や日常生活でいろんなことを意識して、そういったものがセクシーさや恋愛模様につながるようにしていきたいなと思っています。説得力のあるものにしたいんです。人間って初めましての人には礼儀正しかったりしますけど、慣れた人が相手だと崩れたりしますよね。同じ人間でも相対する人によって、態度が変わりますが、そこが人間の幅だと思うので、夜叉丸はこういう人間だと決め付けずに演じたいなと思っています。

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――他のキャストさんや、役で気になる人は?

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実は僕、すごい人見知りなので、今回の舞台はほとんど初めましての方ばかりなんで、ちょっと心配で。でも、変に仲良くするのではなく、稽古や殺陣を通して、みなさんを知っていけたらいいなと思っています。あ、でも、桝田幸希ちゃんは以前、映画でご一緒したことがあります。劇中で僕は原チャリに乗るシーンがあったので練習してたんですけど、幸希ちゃんが乗ってきた自転車に抜かされて…。ビックリしました(笑)。

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――今作で楽しみにしていることは?

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毎日2ステで大変だとは思いますが、どこまでアクロバティックなことをやらせていただけるのか楽しみにしていますし、どんどん挑戦していこう、ぶつかっていこうと思っています。僕、体が資本だと常々思っているんです。バク転なら1回じゃなく、100回できないと舞台では使えないと思うので、肉体の準備が大切。その準備を怠らずにいるので、自分からもアプローチして、どんどん挑戦していきたいと思っています。でも、セクシーさはゼロだったらごめんなさい!

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