映画監督、プロデューサー、スタントマンとして、ワールドワイドに活躍する坂本浩一が、総監督を務める初の舞台作品『NINJA ZONE ~RISE OF THE KUNOICHI WARRIOR~』が9月5日から公開となる。
舞台は、ヤクザ徳川組に支配された無法の街「華舞綺TOWN(カブキタウン)」。その街で歌とダンスのパフォーマンスで人々に希望を与えながら、陰では街を守るKUNOICHIとして戦うのが5人の美女“BLASTING GIRLS”=“BG(ビージー)”だ。竜宮館
竜宮館のオーナーである朱絹(あけぎぬ)にも元KUNOICHIという過去があるが、その回想シーンで朱絹を演じるのがスポーツタレントとして活動してきた野球女子、坪井ミサト。球速最高記録107キロの彼女が初の舞台に挑むこととなった意外な経緯などを話してもらった。
──舞台のお仕事自体が初めてということですが、現場に入ってみていかがでしたか。
皆さんすごく経験を積まれているので、ついていけるのかなっていう不安はあります。
──これまでに舞台をやってみたいといったお気持ちはあったんでしょうか。
実は、まったくなかったんです! これまではスポーツ系の仕事やフィットネスモデルをメインにしていたので。たまたま草野球の試合に呼ばれた際に、今回の舞台関係の方が参加されていて…。その後、急に「舞台が決まった!」って知らされてビックリしたんですよ。今はすごくドキドキですけれど、この機会に新しい自分を発見できればいいなと。
──坪井さんの役は、桝田幸希さんの演じる朱絹の回想シーンでの姿ということですね。回想シーンを別の役者さんが演じるのは珍しいですね。
昔、KUNOICHIだった朱絹は、徳川組を抜ける際に顔を変えることになるんです。私は徳川組を抜けるために戦う、回想シーンに登場します。ほとんどがバトルシーンで、勝也さん演じる服部半蔵と戦うことになります。勝也さんはクールな方ですね。半蔵は、キャラクターとして強敵だと思うので、がんばって戦います(笑)。
朱絹役の桝田さんとも、よくお話させていただいています。未来の朱絹のキャラを壊さないように演じられたらいいと思います。
──今回の衣装は、着てみていかがでしたか。
事前にもらった舞台の資料には「現代風のくノ一」って書いてあったので、どんな感じ?と思ったら、けっこう露出が多くてセクシーで(笑)。でも、色気だけじゃなくてKUNOICHIらしいカッコよさもみせられたらいいですね。腹筋も鍛えて6つに割りたいと思います(笑)
──坂本浩一監督とはお話しされましたか。
はい。野球が好きと言っていただいて。それと腹筋女子が好きと言っていただけたのでよかったです(笑)。ポーズもいろいろと教えていただいたんですが、刀の向きにしてもぜんぜん経験がないので、きれいに見せるのは難しいですね。これからの練習でしっかり覚えていきたいと思います。
──では、最後に舞台に向けてのアピールなどお願いします。
経験を積んできた方が揃っているので、アクションも迫力のある楽しい舞台になると思います。私も初めてですけれどがんばります。野球で鍛えてきた身体能力の見せどころですかね? もう身体に叩き込むしかないかなと思います(笑)。
インタビュー/清水拓
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