「まんぷく」で芦田愛菜が朝ドラ史上最年少の“語り”を担当!音楽は『梅ちゃん先生』ぶり二度目の川井憲次

2018/08/27 15:29 配信

ドラマ

連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合ほか)の音楽に川井憲次、語りに芦田愛菜が決定!(C)NHK

音楽・川井憲次コメント


私が朝の連続テレビ小説の音楽を担当するのは『梅ちゃん先生』から二度目となります。

今回は大阪が舞台で、大正時代に作られた遊園地のルナパークがひとつのポイントとなっており、音楽も当時の雰囲気を表現できれば、と思いました。

とはいえ、レトロ感を追求したわけではなく、福子や萬平が生きた時代の楽しさや勢いみたいなものが出せれば、と思って作曲いたしました。

語り・芦田愛菜コメント


“朝ドラ”に出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標のひとつであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています。

ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います。

福ちゃんが萬平さんを支え、強くなっていく姿を、視聴者の皆様と一緒に応援しながら、この、まんぷくという物語が楽しく、親しみ深いお話だと感じていただけるように精一杯努めさせていただきます。

制作統括・真鍋斎氏コメント


【音楽について】

川井憲次さんの劇伴の真骨頂は、なんといってもその豊かなメロディーにあると思っています。まるで登場人物の心の襞(ひだ)を撫でるような、繊細なメロディーが欲しくて川井さんにお願いしました。

また、その重厚さも特徴の一つ。今回のドラマの本格的なお芝居に負けない、芯の強い音楽をご提供いただけました。

【語りについて】

このドラマの時代設定は昭和の激動期ですが、実はそれほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語であると、私たちは思っています。

そこで、「一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている」というような設定で“語り”を紡いでゆけないかと考えました。現代の若い世代の方々にも、この物語を身近に感じて欲しかったからです。

“語り”なので、口舌の切れ味の良さも重要な要素です。あらゆる側面で、芦田愛菜さんは最高のパフォーマンスを発揮してくださっています。

少女の純粋さを携えながら、言葉がまっすぐに伝わってくる芦田さんの“語り”にご注目いただければ幸いです。

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