韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」('11年)を、「モテキ」('11年)の大根仁監督がリメークした映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」。コギャルブームに沸く'90年代と現在を交錯させ、女性同士の友情を描く物語だ。その中で大人パートのヒロイン・奈美を篠原涼子、高校生時代を広瀬すずが演じた。
篠原「自分の高校生時代をすずちゃんが演じてくださると聞いたときは、こんなキュートでかわいい子が本当に私とつながるのかなと恐れ多くて、すずちゃん寄りに整形しようかなと思いました(笑)」
広瀬「私は大人になったら、篠原さんになれるんだと思ってうれしかったです。でも、高校生時代の奈美は本当にぶっ飛んでいて、白目をむいていたりもするので(笑)、どこまでやっていいんだろうということばかりを考えていました」
篠原「撮影はすずちゃんたちの方が先だったので、私はすずちゃんが演じているものを見させていただいて、それを参考に演じることができたので良かったです。私は大根さんから白目をむいてと言われることはなかったですけどね。多分私がやったら本当に変な顔になっちゃうから、大根さんもやらせなかったんでしょうね(笑)」
'90年代に流行したファッションや音楽をちりばめた本作。特に目を引くのは、ミニスカの制服にカーディガン、ルーズソックスをはいたコギャルの再現度の高さだ。
篠原「私自身はコギャル世代でなく、当時20歳ぐらいだったので、コギャルの子たちを眺めているだけだったんですけど、コギャル世代じゃなくても懐かしさが蘇る作品になっていて、自分の中学・高校時代を思い出したりしました」
広瀬「私も当時は生まれていなかったので、コギャルというのを知らなくて。なので、まず『コギャルの“コ”は何?』と思いました」
篠原「すずちゃんからしたら、コギャルなんて未知の世界でしょ?」
広瀬「そうでした(笑)。だけど、撮影にインする前に“コギャル講座”を受けさせてもらって、そこで思ったのは、みんな考え方がポジティブなんですよね。例えば、つまらないことがあったとしても、自分たちで楽しくすればいいという考え方で。そこは私たち世代とは全く違うので、新鮮でした」
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