尾上松也と大原櫻子が夫婦役で初共演！「うちの嫁さんが一番…悪女ですよ」＜メタマク連載＞

3パターンをやる意味みたいなものをグサっと感じました

──橋本さとしさん、濱田めぐみさんらが出演しているdisc1はご覧になりましたか？

松也：僕はまだ観ていないんです。(取材時)

大原：私は観ました。

以前、ランダムスターとランダムスター夫人の6人が集まった時に皆さんとすごく仲良くなって、濱田さんと連絡先を交換したんです。

稽古が始まった時に「稽古どうですか？」って聞いたら、「強烈(笑)」とだけ返ってきて(笑)。

先日、観に行かせていただいた時にも「本当に想像以上だから！」と言われて「うっそー！」ってなりました。

あとはdisc1を観て、どのdiscも全然違う作品になるんだろうなと思いましたね。

自分が演じるときにはどうしても違うアプローチしかできないですし、全然違うものになるなと。あらためて、3パターンをやる意味みたいなものをグサっと感じました。

松也：製作発表の時に同じくランダムスターを演じるさとしさんや健ちゃん(浦井健治)と話しましたが、その時点では僕らもどうなるのかはまだ分かっていなかったんですよね。

以前、同じ劇場で上演していた『髑髏城の七人』シリーズに出演していた方たちから、「とにかくステージが広いから大変」だと聞いてはいましたけど、実際は想像でしかなくて。

それに初演の映像を観て、「髑髏城より殺陣も少ないし、移動も大丈夫なんじゃない？」、「ランダムスター、ちょっとは休憩あるんじゃないの？」と思っていたんですけど、香盤を見たらもう「ぐおおおお！！！！！」って。休憩なんて全くない！

さとしさんにも「一度楽屋出たら帰れないから覚悟した方がいいよ」って言われました。

まだ通しては拝見していないですが、一度、場当たりには行ったんです。

さとしさんに「マジで大変だよ、本当にやばいよ」と言われたのですが、二幕目の冒頭からエクスプローラーの登場までの場当たりだったので、ランダムスターは全然出てこなくて(笑)。

ランダムスターがどれだけ大変なのかを確認できないまま終わってしまいました。

大原：唯一の休憩時間を観てしまったんですね(笑)。

松也：未知数なので、あらためてさとしさんに聞いてみようと思います。