──では、他のdiscに「ここだけは負けない」というところがあれば教えてください。
松也・大原：…。
──ちなみに、disc1で大原さんと同じランダムスター夫人を演じている濱田さんは、以前のインタビューで「うちの旦那(橋本さとし)が一番チャーミング」とおっしゃっていました。
大原：…。うちの旦那が一番負けないぞ(笑)！
──あとは“ドロドロジュクジュク”感も負けないかなとおっしゃっていましたが…。
松也：じゃあ僕から言うと…。うちの嫁さんが一番…悪女ですよ。
大原：え!?
松也：これは絶対そうです、「一番怖いのはうちのかみさんだぞ！」って。
大原：(爆笑)
松也：なぜかというと、一番年齢も離れていますし、一番若いじゃないですか。
僕のイメージですけど、disc1の濱田さんはもともとお姉さん的なところがありますし、さとしさんもチャーミングなおとぼけがすてきなおじさまという感じ。
disc3の健ちゃんと長澤(まさみ)さんはこれからだから分かりませんけど、お互いの年齢も近いですし、共謀して「よしやるぞ！」となりそうですよね。
ですが、僕はもう完全に大原さんに「ほい、やれやれ！」って(手の平で転がされるジェスチャー)。
されるがままですから。この美貌に「はぁ、何でもしますぅ」っていうだけですね。それだけは他のチームには負けないです！(笑)
大原：(爆笑)。何なんでしょうね(笑)。
私は客観的に見て、一番想像がつかない夫婦かなと。どんな仕上がりになるか分からないだろうなと思います。
そういった意味では一番悪女な奥様に見えるように頑張りたいですね。
松也：全体的には一番めちゃくちゃになる可能性が高い組かなという気がしますね。
それから僕は個人的には王専属シンガー役の徳永(ゆうき)くんにすごく期待しています！
大原：あー！
松也：特に注目していただければと思います。disc1、disc3は冠徹弥さんがなさっていらっしゃいますが、disc2は徳永くんにしかできないものだと思いますので、ぜひ期待していただきたいです。
──最後に公演に対する意気込みをお願いします。
松也：とにかく大変そうですけど、やりがいも感じています。
既にご覧になった方は分かると思うのですが、メタルサウンドがあの劇場で、生演奏で聞けるだけでも迫力があります。
僕たちもその音楽に負けないパワーを客席にお届けして、お客さんが回りながらしびれるような舞台にできたらいいなと思っています。
大原：disc1を観たら映像もすごくて、アトラクションに乗っている気分になりました。
その中で芝居が繰り広げられるのはとても見やすいと思います。
映像で歌詞が表示されるのはあまりミュージカルではないですし、それによってストーリーも理解しやすいと思うので、舞台ファンの方はもちろん、舞台を見慣れてない方でも絶対楽しめる作品になると思います。
さまざまな方にぜひ観ていただきたいです。
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