31日(土)から公開される映画「ちょんまげぷりん」の納涼イベントが22日、都内で行われ、出演者の錦戸亮、ともさかりえ、鈴木福と、監督の中村義洋が登場した。
同作は、荒木源の同名小説を映画化した心温まる人間ドラマ。180年前の江戸時代から現代にタイムスリップしてきた侍・安兵衛(錦戸)は、子育てと仕事の両立に悩むシングルマザーのひろ子(ともさか)と出会い、彼女の元に居候する。その恩返しとして家事全般を引き受けた安兵衛は、ある日プリンを食べて、お菓子作りの道に目覚め、手作りケーキコンテストに出場する。
イベントでは、キャストとファンが浴衣を着て登場。浴衣姿の錦戸に、会場からは「かっこいい!」と歓声が上がった。錦戸は「浴衣を着てる女性をこんなにたくさん見るのは初めてかもしれないです。ドキドキしますね(笑)」とハニかみながらコメント。作品については「日本のすてきなところ、大事にしていきたいところが盛り込まれています。それを守る大切さを僕自身が、気付かされる部分がありました。皆さんも周りに『もうちょっと男らしくしろよ』っていうやつがいたら、(映画館に)連れていくと、感銘を受けてもらえるんじゃないかなと思います。見てちょんまげ!」と、力強くPRした。
また、ともさかは撮影を振り返り「私生活で、福ちゃんと同い年の息子がいるので、どこかで重ね合わせてしまうところがあり、福ちゃんとのやりとりの中で、涙を流す場面でなくても、自然に涙があふれてしまう状況が何度かありました」と母親の表情をのぞかせた。
ひろ子の息子・友也役を演じた鈴木は「泣き虫でやんちゃだった友也が、安兵衛さんと暮らしていくうちに、強い心を持った男の子になっていくところを見てほしいです。あと、とにかく錦戸がかっこいいので、そこを見てちょんまげ!」と見どころをアピール。さらに「(この夏、浴衣を着てどこかに出掛けられるなら)りえちゃんと錦戸と監督とみんなで花火がしたい!」と目を輝かせてコメントした。
中村監督は「3年前から企画が上がっていた作品なのですが、違う方に安兵衛さんをオファーして断られたりしてました。そこに錦戸くんが出てきてくれたので、本当に3年待ってよかった。いい出会いだと思いました」と胸の内を明かした。
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