柴咲コウの役が生まれる秘話とは? 山田孝之&菅田将暉「dele」衝撃ラストも話題“第5話”のウラガワ

2018/08/31 12:00 配信

ドラマ

山田孝之菅田将暉がバディを組み、デジタル遺品とそれにまつわる人間ドラマをひもとく金曜ナイトドラマ「dele」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。

山田孝之の衣装にも注目が集まった(C)テレビ朝日


8月24日に放送された第5話では、柴咲コウ橋本愛、黒猫チェルシー・渡辺大知ら豪華なゲストの出演も相まって放送前から“キー回”と大いに注目を集めていた。

作品づくりのウラガワに迫る集中連載の第5回では、原案・パイロット脚本を務め、第5話の脚本も手掛けた本多孝好氏、常廣丈太監督らに第5話のウラガワを聞いた。

初めて描かれた圭司と祐太郎の過去


【写真を見る】菅田将暉と橋本愛による会話のテンポも話題に!(C)テレビ朝日


dele」は、プログラマー・坂上圭司(山田)と“何でも屋”の真柴祐太郎(菅田)が、クライアントのデジタル遺品を整理する中で巻き起こる人間ドラマ。

ベストセラー作家・本多氏が原案を担当し、各話ごとに金城一紀氏、渡辺雄介氏など、多くの話題作を手掛けてきた脚本家が名を連ねることも話題になっている。

そんな本作にあって、第5話は第1話に続き2度目の本多氏自身による脚本。他の回とは少々毛色が違い、圭司と祐太郎それぞれの過去が垣間見える回となった。

圭司が経営する「dele. LIFE」にデータの死後削除を依頼していた天利聡史(朝比奈秀樹)のデバイスが一定時間触られず、圭司のPCが信号をキャッチ。聡史のもとへ安否確認に向かった祐太郎は、聡史が事故で意識不明であることを知る。

一方、圭司はその頃、高校の音楽教師をしている元恋人・明奈(柴咲)と1年ぶりに会う約束をしていた。

祐太郎は、聡史の婚約者だという百合子(橋本)に正体を見破られ、データ削除をしないでほしいと頼まれる。百合子に引かれ始めていた祐太郎は、彼女の心を救いたい一心で、聡史の親友・宮田翔(渡辺)と接触。ところが、百合子は聡史の婚約者ではないことが判明し…というストーリー。

その中で祐太郎は、率直で頭の回転の速い百合子との会話に引き込まれるようにして、9年前に14歳だった妹を亡くした過去を明かしたのだった。