柴咲コウの役が生まれる秘話とは? 山田孝之&菅田将暉「dele」衝撃ラストも話題“第5話”のウラガワ
原案の本多氏が担当!第5話誕生のウラガワ
圭司と祐太郎、それぞれの過去がほんの少しだが明かされた第5話。脚本は、原案の本多氏自らが手掛けた。
当初、本多氏が脚本を担当するのは1話と最終話だけの予定だったという。そこに後から、「5話も本多さんに」という話が持ち上がった。
「dele」では、キャラクターや世界観が原案に沿って作られた後、各話のエピソードのディテールは個々の脚本家を中心に描かれている。
実際、圭司は2話で音楽好き、4話では超能力ファンであることが描かれるなど、圭司のキャラクターには広がりがみられる。
その一方で、キャラクターの“過去”は、そのキャラクターを作り出した人物にしか描くことのできない領域だ。常廣監督は「横方向(キャラクターの現在の個性)に広がっていくことはあっても、縦(過去や未来)は本多先生にしか書くことができない」と説明する。
初回、最終話に加えて“中間地点”の第5話も本多氏が手掛けることにより、圭司と祐太郎の過去がさらに踏み込んで書き込まれた。
常廣氏は「手掛かり、道しるべができて、(作品作りが)やりやすくなりました」と、その効果を分析する。
圭司と祐太郎の“生みの親”である本多氏にとっても、第5話を手掛けたことには大きな意味があったようだ。
本多氏は「いろんな脚本家の方が参加されるということで、主人公たち2人の物語に厚みが加わるだろうなと思っていました」とこの座組を歓迎しつつ、「真ん中(第5話)もやらせていただけることになって、2人の過去から現在までの時間軸を線としてつなげやすくなりました」と振り返る。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
【公式HP】http://dele.life/
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