9月5日に放送された「ナカイの窓」(日本テレビ系)に、スタジオポノックの米林宏昌監督が出演。恩師・宮崎駿監督の“スゴさ”について、アニメーションの作り手の目線で語る場面があった。
この日の放送は「ナカイの窓×アニメ」と題して、米林監督や人気声優・梶裕貴らと中居正広がトークを展開した。
米林監督は1996年にスタジオジブリに入社し、35歳の時に「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)でジブリ史上最年少で監督に抜てき。
2014年の「思い出のマーニー」では米アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされており、スタジオジブリ退社後もヒット作「メアリと魔女の花」を手掛けている。
アニメ業界の事情に詳しくない中居は、米林監督の実績を知って「やべぇ人だね!」「アカデミー賞ってアメリカのでしょ!?」と驚きの表情を。
公開中の最新作「カニーニとカニーノ」(オムニバスアニメ「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」の一編)は18分の短編だが、アニメーターが描く絵の総数は約1万4000枚。
アニメ制作の苦労について米林監督は「ゼロから作り上げていく」「面白い作業ではあるけど苦しい作業」と吐露。
さらに「(締切間際の)追い込みの時には極限の状態で絵を描いてる」「(その中で)何がOK、何がダメ、と判断しなきゃいけない」とも語った。
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