10月5日(金)公開の映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の完成披露パーフェクトカーペットイベントが9月4日に都内で開催され、同作でW主演を務める岩田剛典と杉咲花が登場した。
同作品は、有賀リエの同名漫画を実写化したもので、インテリアコーディネーターとして働くヒロイン・川奈つぐみ(杉咲)と、事故で車イス生活になっていたつぐみの初恋の相手・鮎川樹(岩田)との純愛を描く感涙のラブストーリー。
つぐみは高校時代の初恋の先輩、樹と仕事で再会するも、樹は大学生の時に事故に遭い、車イスに乗る生活を送っていたが、幼いころからの夢だった建築士となり懸命に働いていた。樹の真摯に仕事に取り組む姿に触れ、つぐみは再び樹への恋心を募らせる。だが、樹は歩けなくなって以来、一生一人で生きていくと決めていた…というストーリー。
イベントでは、約20人の選ばれた招待客が見守る中、二人が会場2階から登場。招待客の歓声に笑顔で応えながら、スカイブルーの“パーフェクトカーペット”の上を歩いた。1階に下りる階段の前に到着すると、用意されたバルーンシャワーの風船を割った後、階段下のステージに登壇した。
岩田は「いよいよ公開間近ということで、お集まりいただきありがとうございます。この秋一番の純愛ラブストーリーとなっていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とあいさつ。一方、杉咲は「皆さんの熱気がすごくて緊張してしまいました(笑)。きょうはは来てくださってありがとうございます」とコメントした。
作品作りについて岩田は「僕と(杉咲)花ちゃんが9歳くらい離れているので、親子に見えないかなと(笑)。冗談ですよ?」と笑いを誘いながらも、「僕と花ちゃんと柴山(健次)監督の三人で、毎シーンごとにコミュニケーションを取りながら微調整をしていったような感じで、かなりクリエイティブな感じで携わらせていただきました」と振り返った。
また、杉咲は「これだけ話し合いをしながら撮影をするというのは初めての経験だったので、なかなかできることでもないと思いますし、すごく濃厚でぜい沢な時間だったと思います。楽しかったですし、そのぶん今まで以上に悩んだこともありましたが、『今、映画を作っているんだな』という感覚になって、すごく幸せな時間でした」と告白。
そんな中、デートシーンでの印象的なエピソードを聞かれた岩田は「ソフトクリームを食べるシーンの撮影では、いろんなメニューがある中で“イナゴアイス”っていうのがあって、それを頼んだら、シンプルなバニラソフトクリームにイナゴが突き刺してあって…」と苦笑い。すると、杉崎も「イナゴってバッタなんですけど、ソフトクリームにバッタが乗ってるんですよ! 本当に衝撃でした」と同調していた。
最後に、ロケ地の神奈川・江の島の恋愛スポットである恋人の丘にちなみ、真実の愛が固く結ばれるという南京錠を施錠し、真実の愛が鳴り響くという幸福の鐘を打ち鳴らしてイベントを締めくくった。
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