内山理名“七化けのお千代”役で、すっごい変身を! 「雲霧仁左衛門4」は見どころが多すぎる?

2018/09/06 17:38 配信

ドラマ

人気シリーズ「雲霧仁左衛門4」では“七化けのお千代”を演じる内山理名撮影=星野耕作


――時代劇は、女性の着物姿を見る楽しみもあります。

髪の整え方や、ちょっと色っぽい裾の見せ方など、着物を着ているからこそ出てくる艶っぽさのようなものがいいですよね。洋服にはない色使いもあって、すごく楽しいです。衣装さんも帯の見え方をいろいろ考えてくださったりして。この着物は後ろからの見え方が大事だって言われたら、カメラの映り方を意識しながらお芝居したり(笑)。一つひとつコミュニケーションを取りながら作っていく面白さがありますね。とても、いい経験になっています。

――ご自身のインスタで、京都での撮影を満喫している様子がアップされていましたね。

今回は春先の撮影ということもあって、ちょうど良い気候でした。日によっては暑い日もありましたけど、2作目の時のような極寒ではなかったのでよかったです(笑)。

――2作目では、ものすごく寒い真夜中に屋根の上を走るシーン撮ったりをしていましたよね。

そうなんです。ツルツル滑るし、寒さで足の裏の感覚もなくなっていくし…。どこまで足を出せばいいのか分からなくて大変でした。でも、ずっとアクションや立ち回りをやりたいと言っていたので、これぐらい何でもないですよっていう感じを出しながら必死に頑張っていましたね(笑)。

――今回、印象に残っているシーンは?

お頭と船に乗っている場面は印象に残っています。すごくきれいな場所だったんですけど、結構暑い日だったんですよ。船で通ったところは緑が多くて密林っぽいというか、まるで“アマゾン”みたい(笑)。そんなことを言ったら中井(貴一)さんに笑われてしまいましたけど(笑)、日本にもこんなところがあるんだって感動しました。

――特別にアマゾンロケを敢行したわけじゃないんですよね?(笑)

違います(笑)。琵琶湖の疎水で撮影したんですけど、自然がとても美しい場所でした。お寺もそうなんですけど、時代劇ならではのロケは毎回本当に楽しいです。ドラマを見てくださる方にも、物語の面白さはもちろん、景色の美しさなどを味わっていただけたらうれしいです。

取材・文=小池貴之