「新八先生」「渡鬼」でも知られる名シンガー・岸田敏志のツアーが始まる

2018/09/12 11:45 配信

音楽 インタビュー


――今回のツアー先には、沖縄も含まれていますが、沖縄の思い出について聞かせていただけますか。

岸田:実は、今年の春頃に久しぶりに家族で沖縄に行ったんです。僕にはライブで沖縄に行った時の記憶がないので、「沖縄やるのは初めてだと思う」って言ったら、現地に「いや、前にライブで聴いた」と言う人が1,2人いて、「え?」みたいな話があったんです。

たぶんその当時はヤングジャパンという事務所にいて、アリスとかバンバンとか海援隊とかと一緒に全国各地を回って、サッとやって、サッと帰るみたいな、その中に沖縄もあったのかなと思うんですけどね。

春、久しぶりに訪れた沖縄はとてもよかった。時間の流れがちょっと違いますよね。そういうこともあって、もう一回行きたい!と思って今回のツアーに組み込んだんです。

――プライベートのお話で構わないのですが、沖縄や、沖縄の「風景」で記憶に残ることはありますか?

岸田:ちょっと余談になりますが、僕の大学(京都教育大学)の同級生で体育学科だった友人に、沖縄から来た人がいて、それは「留学生」だったんですよ。まだ返還前で。

2年になった時に返還があって、パスポートが要らなくなったから、「おめでとう!」ってすし屋でお祝いした記憶があります。彼はガリを初めて食べたらしくて、このガリはうまいな~って、好きに食べられる壺に入ってるガリを半分くらい食べてました。そういう友人がいます。

沖縄を訪れた時のイメージは、戦闘機がとても低いところでゴーーッと飛んでいくのを、こういうことなのか!と思いながら見た記憶と、万座ビーチに子どもたちが小さい頃に連れて行った時の記憶。それが強く残ってます。

岸田敏志・稲田みづ紀・稲田しんたろう


――稲田しんたろうさん、みづ紀さん、その時の記憶はありますか?

みづ紀:ヤドカリを見つけて、遊んだ記憶はあります。

岸田:まず宮古島に行って。宮古島から久米島まで行って、久米島から漁師さんの漁船で、ハテの浜っていうところに行ったんです。白い砂浜だけしかなくて、ヤドカリとか貝が全部動くんですよ。

しんたろう:大量にいましたね(笑)。

みづ紀:私もそれを鮮明に覚えています。

岸田:とにかく沖縄は気候と時間の流れが全然違う。夜は飲みに行って、沖縄料理をいっぱい楽しんで。泡盛はうまいし(笑)。

しんたろう:天ぷらもおいしくて。名前を忘れたけど、アレは海藻? 山菜? 植物の名前のようだったけど、皆で食べたそれがホントおいしくて。天ぷらこんなにうまいんだって思った。

――お酒は皆さんお好きなんですか?

岸田:はい。3人とも大好き。親戚中みんな。二人も、この僕が「そろそろやめろよ」っていうぐらい飲むから(笑)。

今回は、一人で行って、向こうのイベンターさんと飲むかな。比嘉くんという、ピーエムエージェンシーの社長さん。昔、ヤングジャパンのマネージャーだったんですよ。「沖縄に帰ります」って言うから、引き留めたんだけど。沖縄でモンパチ(モンゴル800)が大当たりしてね。