最終回直前、「高嶺の花」番組Pを直撃!『“さすが野島伸司”な結末に』

2018/09/12 06:00 配信

ドラマ インタビュー

もも(石原さとみ)が信頼する金(正司照枝)、銀(正司花江)はどんなラストを迎えるのか(C)NTV


石原さとみが演じる主人公・ももはもう心がボロボロ…


――9話終了時点では、心がボロボロのももが心配です。どうなってしまうのでしょうか?

これまでももは月島流の芸術論を背負い苦しんできました。「華道」という自分の芸術や将来像を成し遂げるために、「直人」という恋愛要素を切り離さなければいけないと思い込んでいて心が追い詰められています。そんなももは9話で、市松も実は同じ苦しみを背負っていたことを知り、もう一度自分なりに華道の意味を考えることになります。

最終回では、そんな中で、華道に向かう気持ちをどう再構築できるか、直人がどういう心の動きをももに与えるのかが肝になってくるでしょう。

「さらにその先がある」男・市松の本音はどこに?


松原浩プロデューサーは「悪役に見えた市松(小日向文世)や龍一(千葉雄大)ですら、ある種の光が見える最終回になっていると思います」(C)NTV


――強いて言えば、キーパーソンは誰になりますか?

ももと直人を除けば、やっぱり市松ですかね。これまでも、「こういうことか」「そうだったのか」と市松の人格が読み取れるシーンはありましたが、“さらにその先”があるのが市松です。ですから、彼が一体何を望んでいて、どうしてこういう行動をとってきたのかというのは、物語のカギになりますね。

そもそも、市松という人がいなければ、このドラマは始まっていないですから。そういう意味では、小日向さんも気合が入っていますよ。役者さんはみんな気合入っていますが。皆さん自分の役のラストをそれぞれに楽しみにしていると思います。

神宮兵馬(大貫勇輔)の後半からの登場は、視聴者に強烈な印象を残した(C)NTV


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