「ありがとうございました。お疲れ様でした。10話が一番楽しかった! 9割ずっとつらかったです。今まで、こんなに、こんなに、苦しい役はなかったです。こんなにつらい時間はなかったし、何度『もうこの役二度とやりたくない』と思ったことか。それぐらいつらかったんですけど、人生で経験したことがないことがいっぱいあって、こんなに孤独を感じたこともなかったし。
それで頑張んなきゃいけないんだって、一人で乗り越えなきゃいけないんだって何度も思わされて。だけど、中盤から後半にかけてのところで、スタッフの皆さん50人近くと飲みに行かせていただいて。その時にいろんな話をして、『すごい支えてもらっていたんだな』『あ、味方いたんだ』と思いました。
そこでやっと周りが見えるようになって、それまで本当につらかったんですけど、頼っていいんだとか甘えていいんだとか、ちょっと愚痴こぼしてもいいんだとか、そういうことに気付いてからは、徐々にですけど、心が安定してきました。
この役をやって良かったです。いつも温かく優しくしてくださるスタッフの皆さん、キャストの皆さん、そして本当に多くの皆さんに支えられて、いつも励ましてくれて、笑わせてくれて、何一人で背負っていたんだろうって本当に今は思います。
これほどスタッフさんを愛したことはない。こんなに心から一人一人を抱きしめたいと思ったことはない。本当に、本当に支えてくださり、ありがとうございました。お世話になりました」
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