小林星蘭、“天才子役”も中学生に!「何でも挑戦したいという思いが強くなりました」

2018/09/21 09:00 配信

映画 インタビュー

テレビ東京系で放送中のアニメ「若おかみは小学生!」。9月23日(日)の放送でテレビ版は最終回を迎えてしまうが、バトンを継ぐように9月21日(金)から劇場版が全国で公開される。

着物姿も決まっている!


本作は、幅広い層に愛され続けてきた同名児童文学シリーズが原作。両親を亡くした小学生のおっこが、祖母が女将を務める温泉旅館「春の屋」の“若おかみ”として奮闘する姿を描く。

監督は、2003年公開の「茄子 アンダルシアの夏」以来、約15年ぶりに劇場版アニメを手掛ける高坂希太郎。主人公・小学生“おっこ”の声を、子役としてドラマや舞台などで幅広く活躍してきた女優・小林星蘭が担当している。

現在、バラエティー番組「あいつ今何してる?」(テレビ朝日系)でナレーターを務めている小林は、どんな思いを抱きながら役と向き合い、アフレコに臨んだのか。

声だけで表現する芝居の難しさやおかみという職業のイメージ、行ってみたい理想的な旅館などを語ってもらった。

おっこ役の小林星蘭


――劇場版の脚本を読んだ感想は?

テレビ版とは少し違うような気がして、ちょっと不思議な感じがしました。どんなふうに演じたらいいのか。映像を見た時に、おっこの表情もより細かく描かれていたので、もっと頑張らなくちゃいけないなと思いました。

――演じる時に意識した点は?

おっこは、すごく明るくて元気な女の子。それはテレビ版と変わりません。特に何か作りこんでお芝居するというよりは、普段の声より少し高めでハキハキしゃべることを意識しました。

難しいと感じたのは、遠くにいるようにしゃべる距離感や走っている時の息遣い。高坂監督からアドリブを求められることがあったので、自分なりに考えながら演じました。

――高坂監督からアドバイスはありましたか?

アフレコの前に「自分を押し殺すように」と言われたことが衝撃的でした。おっこは元気なキャラクターですから。どうやって演じたらいいのか、いろいろ考えました。

最初は普通の小学生ですけど、わけあって旅館の若おかみとして自立していかないといけないおっこは、物語の中で少しずつ成長していくんです。その変化をうまく表現できたらいいなと。私も、おっこを通して一緒に成長させてもらったような気がします。

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