黒島結菜&伊藤健太郎「アシガールSP」撮了するも…『終わってもまだ終わらないような感じ』

2018/09/30 11:17 配信

ドラマ

婚礼シーンの撮影を終えた黒島結菜(左)と伊藤健太郎(右)

12月24日(月)に放送されるドラマ「アシガールSP~超時空ラブコメ再び~」(放送時間未定、NHK総合)で、主演の黒島結菜伊藤健太郎が共にクランクアップし、二人でインタビューに応えた。

同作は、2017年に放送されていた森本梢子の同名漫画の原作としたドラマ「アシガール」(NHK総合)の続編。脚力だけが取り柄の女子高校生・唯(黒島)が戦国時代にタイムスリップし、愛する若君・忠清(伊藤)を守るため足軽となって戦場を駆け巡るというストーリーだ。

続編では、戦国最強と言われる織田信長の配下である新たな敵が唯と若君らに立ちはだかり、時空を超えた二人の恋がどのような結末に迎えるのかが描かれる。

黒島結菜、撮了するも「終わっても、まだ終わらないような感じ」


――クランクアップのご感想はいかがですか?

黒島:終わってもまだ終わらないような感じがします。スペシャルの撮影はあっという間だったんですが、前回から続いているので長かったようにも思えます。キュンとするシーンも、かっこいいシーンもあるので、見ていて飽きないスペシャルになっていると思います。

伊藤:雨も多くて、黒島さんは走っているシーンが多いので大変だろうなと思っていました(笑)。撮影が終わるのは寂しい気もしますが、ドラマの内容はスペシャルっぽくなっているので、楽しみに待っていただければと思っています。

――1年ぶりの「アシガール」の撮影はどうでしたか?

黒島:最初は、「アシガールってこんな感じだったな」って懐かしく思ったんですけど、その数時間後には1年前からずっと「アシガール」を撮っていたような気持になりました。「懐かしい」っていう気持ちは一瞬でしたね。

でも、実は前回どんなふうに撮影していたかはあんまり覚えていないんです(笑)。

伊藤:1年ぶりに同じチームで集まって、最初から安心感と安定感の中で撮影ができました。僕も黒島さんと同じで、最初に会ってからすぐにいつも通りっていう感じに戻りましたね。でも、前回よりもしゃべることが増えてますよね?

黒島:確かにそうですね。

伊藤:今回は、作品のことだけじゃなくて他愛もない話をたくさんしています。

意識していたわけではないんですけど、ドラマの中での若と唯の距離感に似ているのかなと思います。スペシャルでは若と唯がもっと近い存在になっているので。

――スペシャルの放送が決まった時はどのように思いましたか?

黒島:うれしかったです。何だか分からないけど私、(スペシャルが)あると思ってたんですよ。だからあんまり驚きはなくて「やっぱりか、よし頑張ろう」って思いました。

伊藤:僕も驚くよりも、「やっぱり」って感じでした。僕のことを「アシガール」を見て好きになってくださった方々もたくさんいらっしゃるので、みんなに早く伝えたいなと思いました。

――久々に集結して、お互いの成長を感じた部分などはあったんでしょうか?

伊藤:成長(笑)。あ、でも本読みの時に、黒島さんが一声目から『唯だ!』っていう感じがしました。

黒島:本当ですか? 私は本読みの時、前回と同じか超える演技をしなくてはいけないっていうことが不安だったんです。でも、台本を読んでみたら、意外とすぐに役が戻ってきて、違和感なくいられました。

スペシャルでは、唯が成長しています。前回までは本当に“若”だけを一生懸命守ろうとしていたんですけど、スペシャルでは、“若”が大事にしているみんなのことも守りたいという考え方になっているんです。

そこは唯が成長している部分ですし、私自身もパワーアップして演じられたかなと思っています。

――このドラマがお2人に与えた影響は大きかったんでしょうか?

黒島:ファンレターがすごく増えたと思います。

伊藤:僕はトークイベントをやった時に「アシガールを見て、イベントに来てくれた人」って聞いたらほとんどの方が手を挙げてくれたんです。だから「すごいな~」と思いました。

ファンの方にお母さん世代やもっと上の方々が増えたっていうこともうれしかったです。僕にとって「アシガール」効果は絶大でした。

若君として認知していただいたことも多くて、すごく環境が変わったと思います。

黒島:「アシガール」の後に、出演させていただいた作品で、主演をされている方への見方が変わりました。私は、アシガールのスタッフさんにはもう気を許していることもあって、「疲れた~」とか「今日も押してますね!」とかしゃべっちゃってたんです。

でも、自分が一歩引いた立場で主演の方を見たら、全然そういうことを言っていなくてちょっと反省して。だから、こうやってまた戻ってこられて、もっとちゃんとしようと思って撮影してました。

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