――米倉演じる翔子を含め、登場人物たちはそれぞれの正義観を持って戦っていきます。宮本さんが考える正義観とは?
宮本「正義観って難しいですよね。一般的に見て、悪いことに思えても自分が正しいと思って貫いていたら、それが正義になったり…。自分の正義が他人にどう映るのかは分からない。そういう意味では、人それぞれというところが面白いんだと思います」
――雑誌モデルとしても活躍されていますが、子供のころはファッションに興味がなかったとか。
宮本「小学生のころは活発だったので、お気に入りのパーカーとデニムをずっと着ていました。どちらかといえば男の子と張り合うタイプ。運動会では騎馬戦の大将になったこともあるんです(笑)。負けず嫌いなところはあるのかもしれないですね。モデルは日々の生活が基礎となりますが、女優は台本を覚えたりキャラクターをつくったりと準備が大変。でも大変さの中には楽しさもあるので、少しずつ学んでいきたいです。そして見ている人がフィクションだと忘れてしまうほど、ナチュラルな演技ができる女優になりたいです」
取材・文=玉置晴子
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