――そんな中川さんとは「壁ドン」のシーンも。演じてみていかがでしたか?
するのもされるのも初めてだったので、すごく緊張しました。スクリーンで見ると、意外と距離があるように見えるんですけど、実際は目の前に顔があって。
お互いの息もかかるくらいの距離だったので、照れ臭かったし、難しかったです。やっぱり自分からするのは向いてないなって思いました(笑)。
しかも、このシーンの撮影は、大志くんとまだ打ち解けていない初日で。でもここで恥ずかしがっていたら進めないと思ったので、「これはもうやるしかない!」って割り切って挑みました(笑)。
――斗和は、人生で初めて恋した美苑に認めてもらうべくけなげにひたむきにアプローチし続けますが、唐田さんはそういった男性に魅力を感じますか?
そうですね。やっぱり「好き」って伝えられるとうれしいですし、ぶつかってきてくれると、揺らいじゃう気はします。
――恋愛ではどちらかというと、「好き」と言われたい方? それとも自分から行きたい方?
言われたいですし、言われるために頑張りますね。「好き!」って思ったら、本当はぶつかっていくタイプだと思うんだけど、最後には向こうから「好き」と言ってもらいたい。そのために、ちょっと動いていくみたいな感じです(笑)。
――言わせるなんて、デキる女子ですね!
やっぱり女子なので、言ってもらいたいんです(笑)。
――劇中では、美苑は男女問わず生徒からの人気が高い柾木先生(小池徹平)に憧れていますが、柾木先生のような年上の男性には引かれますか?
そうですね。私は女子校だったんですけど、みんな若い先生が一人いるだけで、結構キャッキャする感じだったので、先生にときめいちゃう気持ちはすごく分かります!
実際にあんな先生がいたら、やはりモテると思いますね。美苑の、大人に憧れる感じや、お父さんと重ねてしまう部分も全部、理解できます。
――柾木先生の受け止めてくれる感じは、女子的にはうれしいですよね。
そうですね。一番の味方でいてくれているかもと感じられるのは大きいです。
――斗和と柾木先生、個人的にはどちらがタイプですか?
迷いますね…。個人的に格好いいなと思うのは柾木先生なんですが、好きになるのは斗和かな。
劇中の斗和と美苑がご飯を食べるシーンで、美苑が斗和に本音を見せて、素顔をさらけ出しているところがあって。私自身も一緒にいて楽しくて、素でいられる人がいいので、そういうことがさりげなくできるような人がいいですね。
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