米倉にとって6年ぶりの新シリーズ。それだけに手探りだが、現場では主演女優として雰囲気作りも。
「最初の顔合わせで100人近くのキャスト、スタッフが集まり、この年齢にして緊張しました(笑)。新しいチームを組むときは、自分から話し掛けるようにしています。
撮影の合間も楽屋にこもらず、スタジオの前室で共演の皆さんと雑談をして…。今回は弁護士集団というチーム戦だから、なおさらコミュニケーションが必要ですよね」
翔子が仕切る京極法律事務所に代表の元大学教授・京極の他、若手弁護士・青島(林遣都)らが集う。
「林遣都くんとは彼がまだ10代のころに映画で共演し、20歳になったときは成人のお祝いもしました。彼の一生懸命で素直なところが大好きなんです。それに、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を見ていて、牧役のひたむきかつ男らしいところが、青島役にぴったりだと思いました」
京極法律事務所のメンバーはもちろん、翔子が所属していたFelix&Temma法律事務所のライバルたちも豪華キャストだ。
「海崎役の向井理さんとは初共演。かっこ良過ぎて真正面から見られない(笑)。代表の天馬を演じる小日向文世さんとは久しぶりの共演です。
そして、白鳥役の菜々緒ちゃんとは3度目になりますね。お会いしたら相変わらず細くてスタイル抜群。彼女の隣には並びたくない(笑)」
10月クールに主演作が多い米倉。この時期はドラマに集中するそう。
「あえて事前に体づくりはしません。撮休の日はとにかくリラックスし、心身のメンテナンスをしています。たまにモチベーションを上げるため踊りに行ったりもしますよ」
取材・文=小田慶子
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