――しんのすけと初対面した感想は?
僕は小さい頃から「クレヨンしんちゃん」のファンなので、憧れのオリンピック選手に会ったような気分です。
それぐらい、しんちゃんは僕のヒーローなんです! 兄と一緒に映画を見たり、風邪で練習に行けないときに母がビデオを借りてきてくれたりと、寂しいとき、楽しくなりたいなと思うときに見ていた覚えがあります。
子どもの頃から感動と笑いをたくさんもらったアニメなので、今回しんちゃんに会えて本当にうれしかったですね! しんちゃんとの記念写真は宝物です。
――しんのすけのために考えた新技についてアドバイスをお願いします。
しんちゃんならアドバイスしなくてもできると思うのですが、とにかくいっぱいひねる技なので、遠心力で膝が伸びてしまいがち。膝をしっかり曲げることを意識してほしいと思います。
――しんのすけに体操の才能はありそう?
しんちゃんを見ていると、「やってみないと分からない」みたいなスリルを感じるんです。体操って、そういう勇気がすごく大事。
どんな新しい技も、まさにやってみないことには始まらないので…。そういった意味では、しんちゃんは体操にとても向いていると思います。でも、調子に乗ってすぐケガしちゃうタイプかもしれませんね(笑)。
――しんのすけは“嵐を呼ぶ5歳児”ですが、白井選手は5歳の頃、どんな子どもでしたか?
昔は人見知りでしたね。“嵐を好まない少年”でした(笑)。でもしんちゃんと同じく、好奇心は強かったかな。いろいろなことをやってみたいという気持ちはすごく強かったですね。
――今回のコラボの見どころは?
体操は他のジャンルと絡ませづらいスポーツかなと思っていたのですが、今回のコラボはとても分かりやすい企画!
しんちゃんと体操、それぞれの良いところを子どもたちに見つけてもらいたいなと思います。
――「世界体操」への意気込みをお願いします!
今年は、昨年にはなかった団体戦が入ってくるので、個人のことだけではなくて周りのみんなのことも考えて戦う世界選手権になると思います。
そういう意味では、自分だけではなく、楽しめる材料はいっぱいあると思う。今は、いつもの試合どおりに世界選手権を楽しんできたいな、という思いでいっぱいです。
――「世界体操」では東京五輪への団体出場権もかかっていますが…?
自分たちのできることをやれば出場権が取れるレベルだということは皆、分かっていると思うので、周りは気にせず、自分たちが笑って終われるような演技と結果を残して来たいなと思います。
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