――薩摩の西郷家はどのような雰囲気でしたか?
すごく楽しくて、熊吉さんが特に面白かったです。
異国に行く前の英語のレッスンを受けるシーンを撮った時に、僕は「マイネームイズ菊次郎」って習うんですけど、熊吉さんは「マ…マイ…熊吉」って正しく言えないところが面白くて好きでした。
大人のキャストで一番しゃべったのが熊吉さんで、持ってたルービックキューブを一緒にやったり、たくさんお話しました。
――薩摩から、菊次郎は隆盛のいる東京にも行くことになりますよね。
「薩摩にもせっかく慣れてきたのに、また行くんだぁ…」って思いました。
糸さんにも「行ってきなさい」って言われて、自分でも考えて、不安だけど行かなくちゃって気持ちでした。
――時代劇が初挑戦でしたが、難しいのはどんなところでしたか?
普段は標準語なので、薩摩と奄美大島の言葉がすごく難しかったです。
教えてもらったので、今はできるようになりましたけど、難しかったですね。
――時代劇はまたやりたいと思いましたか?
はい!セットがとても素晴らしかったり、歴史を知れて楽しかったので、またやりたいです。
――次に出演するとしたら、どんな時代の人を演じてみたいですか?
結構昔になっちゃうんですけど、縄文時代とか面白そうだと思います。
縄文時代の道具とか家の造りって結構工夫されていて、弥生時代でも物置にネズミ返しがついていたりしてすごいなぁと思ったんです。
――最後に、今後の菊次郎の見どころを教えてください。
僕の好きなシーンは、菊次郎が異国に行くことを決心するところです。
糸さんから「自分でちゃんと考えなさい」って言われて、父上には自分から「異国に行きます」って言うんです。そこが見どころだと思います。
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