“白馬の王子様”浜野謙太、ハマり役に「運がよかった!すごく肩の力を抜いて演じられるんです~(笑)」<まんぷく>

2018/10/18 05:00 配信

ドラマ インタビュー

連続ドラマ小説「まんぷく」(NHK総合ほか)に出演中の浜野謙太。(C)NHK

“一緒に作るぞ!”という意気込みが感じられてうれしかった


――収録に参加されてみて、現場の印象は?

大阪らしくノリもいいし、みなさんすごく雰囲気良くしようとしてくれて、楽しいです。

この前も「名前を早く覚えていただけるように、パンフレットつくりました!」とスタッフさんたちの顔写真入りの冊子を持ってきてくれました。気合が入っているし、“一緒に作るぞ!”という意気込みが感じられてうれしかったです。

安藤サクラさんとの共演は初めてなので、まだ「うぃーっすサクラちゃん!」みたいな感じではないですね(笑)。撮影の合間に話をしていると、頭が良いから展開がすごく早いです。

先日も「主題歌、どなたですか?」って僕がきいたら、「大御所です。橋幸夫さんです(※冗談です)」って真面目に言うから信じてしまったし、その流れで「きょう、終わったら行きますか?」と聞かれたので、てっきり橋幸夫さんのコンサートに行くんだと思ったら、「いや、このあとのご飯です」と完全に話題が変わっていて…。あっという間に主題歌の話も終わっていました(笑)。

――視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

朝から多幸感で“まんぷく”になってほしいです。安藤サクラさんが「もう元を取れたと思えるくらい楽しい」と記者会見でおっしゃったのが、共演者としてすごくうれしくて。その楽しさが視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思っています。

まんぷく』は、“朝ドラ”ってこんなにコメディーでいいの?というくらいコメディー。そこに、悲しいことやせつないシーンがガンガン入ってくるんです。それでも登場人物たちの喜劇のような関係性は続いていて、僕が演じる牧も繊細なシーンの時だってガンガンつっこみどころを差し込んでいく。そういうところにリアリティーを感じますし、そのほうが逆に感情を揺すぶると思います。

馬鹿馬鹿しいことを言っている人たちだけれど、少しせつなくなる、その加減がとてもすてきな作品です。

第16回(10月18日[木]放送)あらすじ


福子(安藤)は憲兵隊に逮捕された萬平(長谷川)をどうやって救おうかと悩む。そんなある日、ホテルで開かれる大阪商工会の会合に、経済界で力を持つ三田村会長(橋爪功)が来ると恵(橋本)に聞いた福子は、会長に萬平を救ってくれるよう直談判にいく。するとそこに、一度は助けを断った世良(桐谷健太)もやって来る。

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