本来ならば暴走するくっきーを相方のロッシーがコントロールするのがコンビの正しい姿だが、同番組ではロッシーが全く機能しておらず、ツッコミはVTRを見ているゲスト芸人やロケゲストの役割、しかも進行、コントロールもゲストにゆだねられる事もあるカオスっぷり。だが、怪我の功名なのか狙い通りなのか、結果的にゲストの力量や意外な能力を見ることができる。ひどい展開にも動じない矢口真里の安定感、倉持由香の仕切りぶり、千鳥・ノブの的確なツッコミetc…。地上波の番組では、二日酔いでロケに臨みグダグダなこともある千鳥・大悟ですら、くっきーの暴走ぶりにツッコミを入れ、ロケを進めようとする貴重な場面も。シーズン2の#3~4には再び千鳥がゲストに再登場、どういったシーンが見られるか楽しみだ。
【伝説の目撃証言<SNSの声>】
<枠組みとかルール完全に壊してる所が最高。それにイラつくゲストの芸人を見てるのも最高。不文律なんか飽き飽きしてるからホントに楽しい。頑張ってほしい~。>
<くっきーのノリに着いて行くアップアップガールズ&矢口、見事過ぎて感動すら覚える。>
<ロッシー何もしない、喋りもしないw>
「ザ・ワールド チャネリング」は「ロケ番組」を銘打っているが、同番組に段取りは存在しない。くっきーがその瞬間にやりたいことをやり続け、その間、ロッシーは傍観。なんとか場をつなぐゲストの力量や努力によってこの番組のロケは支えられている(と言っても過言ではない)。アイドル開運ツアーでは、ツアーと銘打ちながらも全く画が変わらない都内の遊歩道を歩くだけ。千鳥とのバーベキュー企画では、2話分を使ってオープニングの公園と移動用の車を停めている駐車場に行っただけで、結局バーべキュー場にすら行っていない。シーズン1 1/2のスぺシャル企画・韓国での焼き肉ツアー企画でも、ゲストのフットボールアワー・後藤と鈴木亜美をさんざん混乱させた挙句、空港まで行くも飛行機には乗らず、韓国に着いたスタッフだけで焼き肉のVTRを撮るというハメに。普通のロケ番組のお約束は彼らには通じないのだ。
【伝説の目撃証言<SNSの声>】
<実際に行ってみて分かったのですが、あの番組の第1回、本当に200メートルくらいしか歩いてませんでした。ロケ番組なのに…。>
<明治神宮までの数百メートルで出たてのアイドルを弄りながら30分の爆笑ロケができるくっきーのすごさ。矢口真里もすごかった。ロッシーはよくわからない。>
<野爆のワールドチャネリング見たら元気でたわ。なんやねん千鳥とバーベキュー回の初回が公園と駐車場で終わるって。>
破天荒なくっきーに注目が集まりがちだが、相方ロッシーのナチュラルボーンぶりも忘れてはならない。彼の魅力が存分に発揮されているのが本編に差し込まれるサブパートだ。25mプールを泳いでから悩みに答える「プール悩み相談」では相談内容が飛んでしまい、「おしゃべりロッシー」では、会話相手のとろサーモン・久保田を苦笑いするしかない状況に追い込み、「ロッシー散歩」では何気なく放たれるひと言が彼の得体の知れなさに拍車をかける。また、シーズン1では作家性の強い内容でミニシアター系作品を見ている気にさせる、くっきー監督・脚本・主演のミニドラマ「ソドム団長とゴモラ人間」「ベンジャミン・ボーナス」も配信。シーズン2のミニドラマ「ORION ボクは、子役」にも注目だ。シーズン2でも、本編同様にサブパートも、そしてロッシーの規格外っぷりにも期待したい。
【伝説の目撃証言<SNSの声>】
<ロッシー散歩でブラックホールみたいな異次元見せつけるロッシー好き。>
<ワールドチャネリングのロッシー前振り以外全部無言で立ってるだけなのウケちゃうな…>
<ロッシーが全く仕事してなくて逆にすごい。雨中のロケで全然突っ込まず、ブラマヨ小杉に「突っ込めよ!」と言われた返しが「いや、雨降ってるから」って天然どころの騒ぎじゃないw>
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