司会の石坂浩二は「もの珍しい話だよっていうのではなく、感動と考えさせるものにしたっていうのはすごい力だったと思いますよ」と田中の演技などを称賛。ドラマのファンは「石坂浩二さん、ちゃんとドラマ見てくれてる」「作品の良さを見事に説明してくれた!」と、授賞式の司会が適任だったことをも喜んだ。
演出の瑠東東一郎監督がInstagramで「#林遣都あなたが居てくれたから」とハッシュタグを付けて受賞を喜ぶ投稿をしたことも、ファンの感動を呼んでいる。キャストもスタッフもファンも、「おっさんずラブ」という作品を愛する者がこぞって名前をあげるのが、牧を演じた林の存在。「みんな良かったね!おめでとう!!」「ずっとずっと心に残る素晴らしい作品をありがとう!」という声の他にも、「林遣都くんにも賞あげたいから部長を助演女優賞にして~」という願いが寄せられるなど、愛あるドラマ制作陣のチームワークが生んだ受賞だったといえるだろう。
同アウォードは「世界に見せたい日本のドラマ」というコンセプトの下、市場性や商業性にスポットを当て、作品とその制作に関わる人々を表彰する賞。2017年のグランプリは「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)だった。
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