”タイトルが秀逸”と絶賛!成田凌「根底に流れているのは“愛”だと思う」

2018/11/03 11:00 配信

映画

スマホという身近なテーマが話題を呼び、映画化のオファーが殺到したという志駕晃の同名小説が原作の「スマホを落としただけなのに」(公開中)。成田凌が演じたのは、スマホを落とした麻美(北川景子)が頼るインターネットの専門家・浦野善治。本作を「サスペンス要素はもちろんありますが、純粋なラブストーリー」と語る成田に、今回の役どころや作品の見どころなどを聞いた。

映画「スマホを落としただけなのに」で、スマホを落とした麻美(北川景子)が頼るインターネットの専門家・浦野善治を演じる成田凌撮影=大石隼土


――本作をご覧になった感想を教えてください。

スマホを落としてしまって拾った相手がヤバい奴だったという。犯人は誰なのか?とか、主人公はどうなっていくの?というサスペンス要素はもちろんありますが、根底に流れているのは“愛”だと思うんですよ。思いやる心があるからこそ生まれる出来事というか…。恋愛ドラマよりも深い愛がないと成立しない映画。そういう意味では純粋なラブストーリーといってもいいかもしれないです。それにしてもタイトルが秀逸。素晴らしいですよ。あの焦りは誰もが想像できますから。

――スマホを落としたことはありますか?

記憶にないです。ただ、家に忘れたことはあります。現場で「ない!!」ってことに気づいて、色んな方に探してもらったり電話を掛けてもらったりしたけど見つからなくて。結局、家に帰ったらあったので良かったんですが、本当に焦りましたね。移動できない、いつどこに行けばいいか分からない、調べたくても調べられない、連絡も取れない…。全てがこの1台に詰まっているんですよ。これがないと何もできない。不安しかなかったです。