9月4日(土)から公開の映画「BECK」の舞台あいさつ付き先行上映会が8月28日、都内で行われ、出演者の水嶋ヒロ、佐藤健、向井理、中村蒼、桐谷健太と、堤幸彦監督が登壇した。
同作は、累計発行部数1500万部を超え、第26回講談社漫画賞少年部門を受賞したハロルド作石の同名大ヒットコミックを映画化した青春ストーリー。平凡な高校生のコユキ(佐藤)は、ある日、ニューヨーク帰りのギタリスト・竜介(水嶋)と出会い、ボーカル&ラップの千葉(桐谷)、ベースの平(向井)、ドラムのサク(中村)とバンド・BECKとしての活動を開始。次第に天性の音楽の才能を開花させていくコユキ。そんなBECKに日本最大のロックフェスティバル“グレイトフル・サウンド”への出演オファーが舞い込む。
天才的なギターテクニックを持つ、バンドの中核・竜介を演じた水嶋は「原作ファンの皆さまに納得していただけるような、アプローチを繰り返して作り上げた作品なので、周りで原作ファンの人がいたら、勧めていただけるようにご協力をお願いいたします」と作品への自信をうかがわせた。
また、広告用のキャラクターパネルを見た佐藤は「僕だけサイズおかしくないですか? 下向いてるし。いや、いいんですけど…」と不満を漏らしつつも「“あこがれ”ってすごいんだなって感じました。皆さんもあこがれるものを見付けると、変わるきっかけになるんじゃないかって思ったので、ぜひ見付けてください」と、メッセージを送った。
向井は「豪華な俳優さんたちが『こんだけ?』っていう、もったいない出演の仕方をしています。僕らも知らなかったことなので、もう1度そこをしっかり見たいなって思いました」と見どころを語った。
堤監督も「きっと、1回目は自分の好きな人を中心に見ちゃうんですね。2回目は、好きな人を外して見ると、すごい発見があるんです。そして、3回目はなんとなく画面を見ると、もっともっと面白いんです。精神的な3Dで見られます」と、独特の視点で猛プッシュ。
最後に水嶋は「友達の子供に『ヒロ君、髪型が似合ってないよ』と言われて、すごいショックを受けたんです。きょうは報道各社の方もいるので、暴露させてください。この髪型はカツラなんです! 僕自身、真夏の暑い中、カツラをかぶって頑張ったんです」と強く言い訳(?)をして、会場を笑わせた。
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