先日亡くなった、さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん以外で一番好きな作品」が発表された。
さくらさんといえば「ちびまる子ちゃん」の作者として世間に広く知られているが、今回はその「ちびまる子ちゃん」を除外した「ちびまる子ちゃん以外で一番好きなさくらももこ作品は?」というアンケート調査を実施。
「ランキングー!」で1位~10位が発表された。
1位に輝いたのは、1991年に発売された初エッセイ「もものかんづめ」。“まるちゃん=さくらももこ”というイメージどおりのエピソードだけでなく、有名な“実際の祖父”の話など、まるちゃんとはちょっと違う一面も知ることができる。
2位は、メルヘンの国を舞台にした漫画「コジコジ」。謎の生き物・コジコジの超が付くほどのマイペースさと、見た目からは想像できない鋭い毒舌が人気で、1997年~1999年にはアニメ化もされた。
3位の「まる子だった」は、1997年に刊行されたエッセイ。自身の子供時代を振り返る内容となっており、「ちびまる子ちゃん」を思い出すエピソードが満載。
4位は、1999年刊行のエッセイ「さくら日和」。「ママはさくらももこなの?」と疑う息子や、父ヒロシとのエピソードなどが描かれている。
5位の「さるのこしかけ」は、1992年に刊行された2作目のエッセイ。「もものかんづめ」同様、自身の身の回りで起きたエピソードが面白おかしく綴られている。
エッセイはいずれも、さくらさんの素直な人柄が伝わってくる内容。テンポよく読める作品ばかりなので、1度読んでみてはいかがだろうか? そして、疲れた時は“コジコジ”の無邪気な毒舌っぷりに癒やされてほしい。
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