浅利陽介「どうか青木を嫌いにならないで」“3人目の特命係”に待ち受ける受難とは?

2018/11/21 06:00 配信

ドラマ インタビュー

浅利陽介は「親愛の情が、青木の中に生まれてきている」と語る


青木とは友達になれない


――右京さん、冠城さんとの関係性にも何か変化はありましたか?

基本は以前と変わらないです。青木は副総監の衣笠(杉本哲太)の“使い”という一面も持っているので、どこかで右京さん、冠城さんを監視しているという目線もありつつ、青木はそんなお二人が実は好きなのだと思います。

シーズンを重ねるごとに、お二人に感情移入していくような。「警察は嫌いだ」というせりふもありましたが、それも警察という組織が嫌いというニュアンスに変わってきている気がします。親愛の情が、青木の中に生まれてきているんじゃないでしょうか。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

これもあまり変わらないです。水谷さん、反町さんとは年齢が離れていることもありますが、周囲にとても気遣いのある方々ですので、よく話し掛けてくださいます。

撮影現場ではゴルフの話をさせていただいたり、反町さんからは健康法とかを教えてもらったりしています。反町さんって、意外と…というのも失礼なんですが(笑)、とても健康的な一面があるんですよ。

それと、新しい台本を渡されたときに、お二人から「次、大変だぞ」と言われて、そんなにせりふが多いのかなと思って読んでみると、三言くらいしかなくて…。

というのも、「相棒」って、特命係の部屋の中で、2~3ページを1カットで撮影することが多々あるんです。

そういうときは、早めにせりふを(頭に)入れないといけないし、いつもドキドキしているんです。僕が後半から出てきてミスをすると、もう一度頭からやり直さないといけないので、すごく緊張するんですよ。

なので、そうやってお二人も僕をドキドキさせるというか、言わば、よくイジられていますね(笑)。

関連番組