風変わりな大学講師が周囲の人々に影響を与えていくヒューマンドラマ「僕らは奇跡でできている」(フジテレビ系)で、大学生・尾崎桜を好演中の北香那。そんな彼女に話を聞いた!
――物語も終盤戦。これまでの撮影を振り返って、いかがでしたか?
北香那「憧れの大学生生活を3カ月間味わえて楽しいです! 群馬県に星を見に行く場面(第4話)では、メークを終えて外に出たら夕方の空が紫からピンクのカクテル色になってすっごくキレイで。(同期の友人役)4人ではしゃいで写真を撮ってもらったりして〝青春だな〟って」
――桜は引っ込み思案な性格ですが、徐々に皆と打ち解けていきますね。「バイプレイヤーズ─」(2017 ~2018 年テレビ東京系)で演じたおちゃめな中国人女性・茉莉とは別人のようです。
「私自身は桜とは全然違う性格で、むしろ茉莉に近いので、言いたいことがなかなか言いだせない桜としてちゃんと見えてるかな?ってドキドキしながら演じています。友達にだけ笑顔を見せるようになってきた部分や、琴音(矢作穂香)ちゃんに憧れている感じを丁寧に演じたいです。かわいいヘアゴムを毎回替えて着けているので、そんな細かい点にも注目していただけるとうれしいです」
――型破りな講義を行う一輝、演じる高橋さんにも学ぶところが多いと聞きました。
「あんな先生がいたら絶対、女子にモテますよね! ズルい(笑)。一生さんは、どんな役でも『本当にこういう人なのでは?』って思わせる方。今回はセリフも、句読点ではない独特のところで区切って話されるのが、引き込まれるな~って観察してます」
――いろいろ吸収中の21歳。将来の目標や、今後やってみたい役は?
「池脇千鶴さんや安藤サクラさんのように、リアルなお芝居ができるようになりたいです。多重人格の役とかも、やってみたいです!」
取材・文=magbug
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