「警視庁捜査資料管理室(仮)」瀧川英次、明石の几帳面な性格に「すごく自分自身と離れたキャラクターなので、逆にやりやすかった」

2018/11/21 07:45 配信

ドラマ

ドラマ「警視庁捜査資料管理室(仮)」(BSフジ)で主演を務める瀧川英次

最後にうれしい回が待っています!


――瀧川さんご自身の性格が明石に反映されたところはありますか?

このキャラクターに関しては、あんな几帳面なことは、僕自身はしないし、ある意味すごく自分自身と離れたキャラクターなので、逆にやりやすかったです。僕がイメージする「几帳面な人」を演じさせていただいたので、普段の自分からは割と遠い存在です。

せりふは僕から提案することも、ちょっとありました。「ここで、このせりふ入った方が分かりやすいんじゃないか?」っていうので足されたものもありますし、現場で総監督の本広さんや監督の山口さんが足してくださったせりふもあります。割とフレキシブルに撮影が進んでいきました。

――第5話(10月29日)の放送で、名言がたくさん画面に出ましたが、その中に瀧川さんの選んだ言葉はありますか?

あんなスピードで出されても、誰も読めないですよね(笑)。撮られているときは、あんな華やかな数秒になると思ってなかったので。何が書いてあったのか、僕も読み切れていないです。でも、「踊る大捜査線」の中のせりふや名言も入っていたようで、そういうのを見つけている視聴者の方もいて、「みんなすごいなぁ、一時停止してるんだろうなぁ」と思いました。どんだけ好きなんだよと思って、それがすごくうれしかったです。

ああいうテロップとか編集を見るたびに、編集の坪田さんがどれだけはしゃいで、どれだけ情熱を込めたかが分かるじゃないですか。あの数秒にこういう演出を打ち込んでるって。「坪田働いてるねー!」って思いました。

――「踊る大捜査線」とリンクする部分を、「踊る」ファンはどうしても語ると思いますが、彼らへのメッセージはありますか?

「踊る」ファンの方も、それ以外も楽しめるようには狙っているんです。ただ山口監督自身「踊る」の大ファンで、そのファンからすると、とても浮かれるような展開が満載です。全11話あるんですが、実を言うと、元々完成していた最終回の脚本をボツにしているんです。撮影期間中に、これだったらこういう話が撮れるんじゃないかって、全部書き直した最終回が用意されているんです。これが「踊る」ファンの方にとってはうれしかろうっていう感じの第11話が待っています。

その前の第9・10話にもいろんなサプライズは起きるんですけど、最後まできっちり見ていただけると、とてもカタルシスがあるような、うれしい回が待っていますので、ぜひ最後までついてきていただけるとうれしいです!