世界で一番寒くて、空気が薄くお湯も80°Cで沸騰。マイナス80°Cの最低気温を記録し、寒過ぎて細菌はおろかウイルスも生存不可能なドーム基地。そこでもしかしたら世界で一番温かい心を持って暮らしていたかもしれない、第38次南極地域観測隊のおじさんたち。
観測をして、ライフラインを構築して、水を作って、その単純な作業が一年間一日の休みもなく行われる。そんな生活の中で浮かび上がってくる観測隊のおかしさと悲しさ…。それがどう表現されるのかすごく楽しみです。
原作者の西村淳さんとお会いした際、本にも書かれていない(書けない!?)南極での知られざるエピソードの数々を披露していただきました。これは面白い連ドラになる! と確信し脚本化を進めたのですが、オリジナルストーリーを加えると結局12話では収まりきらず、1回の放送を3話で構成する36のストーリーが完成しました!
シチュエーションドラマは数あれど、本作の舞台は標高3800メートル、気温マイナス54度…外に出れば2分で凍死するという極限の状況下。そんな特殊な環境で巻き起こる事件、人間ドラマ。追い込まれると人は普通じゃなくなってしまうのでしょうか?
基地内ではおじさん同士の擬似恋愛や、中2病的な妄想&暴走も…土曜の深夜、おじさんたちの右往左往する姿にクスッと笑い、癒やされていただければ幸いです。
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