――オファーを受けた時の思い、台本を読んだ時の感想をお聞かせください。
北大路さんが出演される刑事ドラマと聞いた瞬間、台本を開く前から「ぜひ、出演したい! 共演させて頂きたい」と思いました。骨太な物語の中に、ユーモアもたくさんある台本を読んで、撮影が楽しみになりました。
北大路さんは同じ作品には出させていただいたことがあるのですが、目を見てセリフを交わさせていただくのは初めてです。たった一言でも、そのシーンの全てを決定付ける北大路さんのお芝居を見て、いつもテレビの前で痺れていました。目の前で見られることが楽しみなのと同時に、しっかり受け止められるよう、心の準備をしておこうと思います。
上白石さんは、とても透明感があり可憐(かれん)なイメージなので、活発で行動力がある遠山をどんなふうに演じるのか今から楽しみです。
――神啓太郎を演じる上で、役作りで意識してることや心掛けていることは?
僕が演じる神啓太郎はキャリア組のエリート刑事なのですが、北大路さん演じる鬼塚と上白石さん演じる遠山に振り回される愛らしい役です。
振り回されるだけではなく、2人から多くのことを学び、変化していく啓太郎を皆さんに楽しんでもらいたいし、僕自身も楽しみにしています。神経質に演じながら、それが愛らしさにつながったらいいなと思っています。
――番組を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
驚異的な記憶能力があるベテラン刑事と、決定権を持つエリート刑事と、行動力がずば抜けている新人女刑事というバラバラな個性を持つ3人が織りなす不思議なハーモニーを楽しんでいただけたらうれしいです。
――オファーを受けた時の思いをお聞かせください。
まず「刑事ドラマ」と聞いて驚きました。私もそんな役をいただける年になったのかと思いました。そして、共演させていただくお二人のお名前を伺って身が引き締まりました。
新米警察官という役柄同様、お二人の背中からたくさん学ばせていただこうと思います。
台本を読んで初めて「司法係」という仕事を知りました。次々に起こる不可解な事件が「記憶」を頼りに解き明かされていくのはとても爽快です。また人や街に寄り添った捜査に、心が温かくなる物語でもあると思いました。
司法係とそこを出入りする刑事さんたちとの軽快なせりふのやりとりも楽しみにしていただきたいです!
――遠山咲を演じる上で、何か役作りで意識されることや心掛けていることはありますか?
体育会系で、刑事への憧れが強い子。人との距離が近くて懐に入るのが上手な子。技術や知識はないけれど、情熱だけを燃料に奔走する姿がとても素敵だなと思っています。
今まで演じてきた役の中では新しい感じがしますが、咲には本来の自分にとても近いものを感じています。司法係は本来捜査をしないにも関わらず咲は、正義感と捜査がしたくてたまらない熱量ですぐに飛び出していってしまう猪突猛進型の子です。
2019年の干支はちょうど猪! 熱く真っすぐに勢い良く突っ走りたいと思います。
――番組を楽しみにしている視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
平成の終わりに平成と昭和を「記憶」で結ぶ、新しさと懐かしさが交錯するドラマが誕生します。尊敬する先輩方の背中を追って、憧れの刑事さんの衣装を身にまとい、咲と共にたくさんのことを学びながら頑張ります。
金曜日の夜8時のために一週間を頑張れるような、そして楽しい週末のスタートラインになるような、すてきなドラマになるよう、捜査現場を駆け回ります。楽しみにしていてください。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)