BiSH、怒涛の2018年と新曲を語る「6人がギリギリで支え合い戦っている」

2018/12/15 19:30 配信

音楽

セントチヒロ・チッチ撮影=山田大輔


モモコグミカンパニー「今年はメンバー3人(アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D)がソロデビューしたことも大きかったですよね。今までBiSHとして積み上げてきたものをソロとして発揮できるようになったことの証明でもあったと思うし、それによってBiSH自体の活動の幅も広げることができたんじゃないかなって思います」

ソロを経験したことで音楽は楽しいものなんだって


セントチヒロ・チッチ撮影=山田大輔


――チッチさんとアユニさんはソロを経験してみていかがでしたか?

チッチ「ソロでは最初の音作りから携わらせていただくことができたし、自分のやりたいことをしっかりやらせてもらうことができたので、さらに音楽が好きになれました。そこで銀杏BOYZさんのカバーをさせてもらったことで、先日はBiSHとして2マンライブに呼んでいただけて。ソロ活動はいろんなきっかけになる、いい機会だったなって思いますね」

アユニ「今までの私には、音楽は大変だなっていう意識しかなかったんです。でもソロを経験したことで、音楽は楽しいものなんだっていうことが分かったんですよね。その結果、BiSHとしてのライブに対する意識もまったく変わったというか。今まで以上に素直に楽しめているし、声もすごく出るようになった気がしていて。ほんとにいいことだらけだったなって思います」

――モモコさんも今年は「WACKオーディション合宿2018」に1人で参加されたり、『目を合わせるということ』という書籍を出されたりと、ソロとしての活動がありましたよね。

モモコ「そうですね。合宿ではステージに立ちたいと願っている素人の子たちと触れ合えたことがすごくいい経験になりました。夢を抱いている子と過ごした時間の中で、自分が今立っているのはすごく貴重な場所なんだなとか、自分の中で忘れかけていたことに改めて気付くことができて。本に関しては、BiSHとしての日々を自分なりに残しておきたいという気持ちが強くて。それを人に伝えたいという思いはそんなになかったんですけどね」

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