相葉雅紀「こんなこと初めて」な演技に注目! 主演ドラマが激動の最終回へ

2018/11/30 04:30 配信

ドラマ

主演ドラマ最終話の撮影で、感情を制御できなかったという相葉雅紀。涙なしでは見られない!(C)テレビ朝日

相葉雅紀が優しい心の持ち主の獣医師を演じるドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系)が、11月30日(金)に最終回を迎える。

東京・神楽坂を舞台に、獣医師・高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちとの心温まる交流を描いてきた本作。

“コオ先生”こと達也や広末涼子演じる動物看護士・トキワたちの人間模様や淡い恋模様もさることながら、毎回登場する動物=シッポたちの愛らしさも話題になった。

撮影が終盤に差し掛かるにつれ、深川栄洋監督からの演出のハードルが上がっていったという相葉。「監督の演出が上級者コースになっていって悪戦苦闘する毎日」と語るほど、役と真摯(しんし)に向き合ってきた。

「コオ先生は“心の中にダムがあるような、すべてのことを受け止めて溜め込んで生きている人”」と役を捉えていたという。

そんな中、10月上旬に迎えたクランクアップの日。最終話のクライマックスとなる重要なシーンに臨んだ相葉は、その“心のダム”が崩壊してしまったかのように、感情があふれ出してしまう瞬間が。

相葉自身も感情の制御が効かなかったようで、「我慢しなくては」と思ってもそれが止められず、「何年もドラマや映画をやらせていただいて、こんなことは初めてだった」と振り返った。

その芝居を目の当たりにした広末も感情があふれてきた様子で、クランクアップ後にも「最後のシーンの相葉さんがすごく良くて…」と、余韻を語った。

また、全体の撮影を振り返った相葉は「その日の撮影が終わって、家に帰って台本を読み返しながら、自分の読解力のなさと役の捉えられなさに悔しい思いを抱いたこともありました。

でも、“監督は明日はどんな演出をしてくれるんだろう”と楽しみにもしていました。そんな毎日が、なくなってしまうのは寂しい」と、役との別れに名残惜しさも感じていることを明かした。