――役と同じく、普段から元気でハツラツとしたイメージがありますが、役作りで難しかった点はありますか?
亜美:歌を録った時も、中学生が歌っているような感じで録りました。でも、なっているかどうか…。
由美:一回普通になんとなく歌った後、「何か違うんじゃないの、方向性変えようよ」って言って、もう一回録り直してみたりして。歌の方はちょっと悩みましたね。
あと、曲も、ザ・ピーナッツの曲を歌うので、寄せちゃうとちょっと初々しさがないので、それよりももうちょっとハツラツとしている歌い方がいいんじゃないのかなって。それから、せっかく歌を歌うなら自分たちらしさも出した方がいいからっていうので、録り直しをしました。聞いた人はどれが“らしさ”か分かりづらいかもしれないんですけど、ぱっと聞いてPUFFYが歌っているんだなって気付いてもらえればいいなと思います。
――それでは、お二人にとって「まるちゃん」とはどのような存在ですか?
由美:日曜日にご飯を食べる時に(テレビに)ついてるものだっていう。たぶん日本にそういう人はたくさんいると思うんですけど、そういう感じです。何曜日だからまるちゃん見なきゃっていうよりも、自然とまるちゃんがついててみんなで見てました。
亜美:私ももちろんそれもありますけど、海外に行った時に、現地の人がアジア人を見ると「ちびまる子! ちびまる子!」って(笑)。台湾とかに行っても、メキシコに行っても、こっちが反応する言葉としてみんながちびまる子ちびまる子って。
由美:露天商の人が買ってほしいから、振り向いてほしいから、もうずっとちびまる子って(笑)。
――今回は本人役ではないとのことですが、小さい頃から見ていた「ちびまる子ちゃん」の世界に自分が入っているのを見ていかがでしたか?
由美:あれは本人だと思ってます(笑)。そう自慢します!
亜美:うれしいです。まるちゃんに呼び止められて、「あ、まるちゃん」っていうせりふがあるんですけど、あの時は幸せの絶頂でした。「やった!」みたいな。
――出演へのプレッシャーはありましたか?
由美:喜びの方が大きかったので、あんまり気にしてなかったです。そう言えば…、プレッシャーね…。
亜美:プレッシャーよりも親近感があって、身近に感じる作品だったので、うれしさの方が勝っちゃいますね。
――普段からプレッシャーは感じない方ですか?
亜美:だと思うでしょ?(笑) 作戦通りですよ。
由美:結構今日緊張しましたよ。ちょっとスタジオ暑いなって思ったってことは、緊張してるってことですもんね。
亜美:ちょっと台本が手にくっつくみたいな感じの。
由美:ちょっと台本がめくりやすかったもんね(笑)。
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