今回のキーパーソンとなる柳は、最高検次長で次期トップを狙う人物。かつての部下である甲斐とは、深い絆で結ばれているようだ。
「お互いに認め合っていて、柳は甲斐が最高検のエースになるだろうと確信していました。柳にとって、甲斐はその能力を買っていた数少ない存在の一人。かつて与えられるものは全て与えたのだから、自分を裏切るはずはないと思っています」。
そんな柳を演じる國村について、後藤氏は“存在感”が印象的だったと明かす。
「この作品に限らずですが、せりふを言わなくても伝えることができる方だと感じました。無言でも成立する存在感というか。國村さんが出てくると、画力が増すんです。撮影外では、当初は本当に直視できないくらい緊張してしまいましたが、気さくに接してくださって、丁寧な優しい紳士でした」。
また、柳と甲斐を追いかける澤田役へ海老蔵を起用した理由について、ある意外なきっかけがあったと言う。
「『甲斐より年下の敵役として、最も手強いのは誰だろう?』と考えたときに、ぱっと思い浮かんだのが海老蔵さんでした。また、第1話のオンエア後に、海老蔵さんがブログにこのドラマのことを書いてくださったんです。『通行人でも出たいな』と書かれていて、じゃあ出ていただこうと(笑)。役のイメージにぴったりで、オファーしてみて良かったです!」
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