――高校生のときは新体操でインターハイにも出場されたんですよね。女優になりたいと思ったきっかけは?
大学に入るときに、将来なりたいモノから逆算して大学の学部を選ぼうと考えていたんです。そのとき子供の頃に地元の劇団に入って演技をしていたのが楽しかったことを思い出し、お芝居をしたいと思いました。演じるってすごく夢中になれるんです。人が人を演じるから、どこまでも探っていけて終わりがない。その感じが好きです。一番自分が没頭できるものですね。もちろん悩んだりすることもありますが、飽きることも全くなく楽しいです。
――最近は演技派の若い女優さんで注目を集めている人も多いですが…。
あまり周りの人と比べることはしないですね。私自身はまだまだですが、これからたくさんの方々と共演していく中で、もっと経験を積んで成長していけたらと思います。
――同時期に2本のドラマに出演するのは初めてですか?
初めてです。作品のテイストや役柄などかなり異なるので、撮影が始まってから実感が沸いて役の切り替えなどで悩むところも出てくるのかな?と思いますが、まだ未知数で。でもこれを経験したら新しい発見があると思っているので楽しみです!
――女優として今後の展望は考えていますか?
実はあまり決めていないんです。今回のように、まったく異なるタイプの作品に同じタイミングで出会えるなど、決めていないと楽しいことも多いので…。その時々の作品との出合いを大切に、一つ一つ真摯に向き合っていきたいと思います。
取材・文=玉置晴子
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