米倉涼子主演のドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子」(テレビ朝日系)の最終話が12月13日に放送された。弁護士資格を剥奪された小鳥遊翔子(米倉)の最後にして最大の戦いが描かれた最終回。視聴者の間では、翔子と元恋人・海崎勇人(向井理)の関係に注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)
翔子自身の弁護士資格を取り戻すため、そして守屋至(寛一郎)が起こした殺人事件の真実を明らかにするため、翔子は天馬壮一郎(小日向文世)を相手取り“賠償額1円”の損害賠償を求める民事裁判を起こした。それは法曹界そのものへの挑戦といっていいほどの、あまりにも無謀な裁判だった。
被告側の天馬と弁護を担当する海崎、そして原告である翔子と「京極法律事務所」の面々が証拠探しに奔走した最終話。翔子は海崎のもとを訪ねた。
どうやら翔子の“元カレ”であるらしい海崎。だが翔子が「あんたもすっかり汚れちゃったね。あの頃は理想なんて語ってたくせに」と揺さぶっても、冷酷に「今の僕には君が愚かな身の程知らずにしか見えない」「君ひとりでは絶対に勝てない」と言い放つばかり。
法廷シーンは、そんな海崎と翔子の一騎打ちの場となった。
翔子に不利な映像を証拠として公開するという海崎。翔子はためらうが、海崎は「どうした、怖いのか」「理想を忘れて汚れてしまった男でも、法律家のはしくれとして真実のために生きてきたつもりだ。これを拒むとしたら一生、君を軽蔑するよ」とたたみかけ、翔子の逃げ場をふさいだ。
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