和田彩花、譜久村聖、宮本佳林が晴れ着対談「記念の年にみんなで集まれたらうれしい!」【ハロプロ誕生20周年記念連載】

2018/12/17 19:30 配信

アイドル

【写真を見る】大和撫子なあやちょの凛とした表情にドキッ撮影=佐藤友昭


2009年に和田さんがスマイレージ(現アンジュルム)としてデビュー。当時の心境は覚えていますか?


譜久村「ハロプロエッグに加入してすぐのときだったので、全然デビュー出来るとか思っていませんでしたね。でも何か、やっぱり悔しい気持ちもありました。けど、明らかにスマイレージに選ばれた4人はアイドル性を持っていたんですよ! 私がすごく覚えているのは、初めてパフォーマンスしたときの前の曲で和田さんが『十七の夏』を歌っていて、『あ、こういうのがアイドルっていうんだな』って思った記憶があります。だから、和田さんのデビューはファンとしてうれしかったですし、スマイレージのCDとかはしっかり買ってましたね」

和田「え~! すごいうれしい」

宮本「私は、当時小学4年生だったので何も考えてなかったですね。何か名前が呼ばれているときも『何でこの人たち、名前を呼ばれているんだろう?』って思っていた記憶があります。デビュー出来る出来ないとかそういう問題じゃなかったです。とにかく食いついていくしかなかったので、頑張ってやっていました」

和田「私もデビューとか意識していなかったので、本当に良く分からなかった。デビューっていう、そのカタカナの文字を理解してなかったですね。デビューとは何かを分かっていなかったので…。でも何か『グループを作る』って言われたときは『あ、そうか。尊敬する先輩と同じことが出来るなら、それはうれしいことか』とは思ったんですけど、大喜びっていう感じはあまりなかったですね」

2011年、譜久村さんがハロプロエッグから既存グループであるモーニング娘。に加入しました


和田「すごいと思いましたね。モーニング娘。さんはずっとお姉さんなグループで、本当に憧れの存在。ずっとそれは変わりなかったから、そこに入れるメンバーが研修生から出たということが、そのときはすごいって思いました。ちょっとうらやましいなって」

宮本「そのころは結構『負けたくない』みたいな気持ちもあったのですが、デビュー出来る自信はないっていうか、そういう感じじゃなかったですね。単純に『すごいね、おめでとう!』みたいな感じでした」

譜久村「あまりの出来事で、選ばれた瞬間はびっくりして頭が真っ白になって階段から落ちそうになったんですよ。モーニング娘。の9期オーディションは受けていたんですけど、受かるって思っていなかったというか、実際は落ちていたので…。まさかサプライズがあると思っていなくてびっくりしたんですけど、やっぱり実感がなかった。でも新学期に学校へ行って、友だちから『おめでとう!』って言ってもらってから、少しずつ実感が湧いてきました」

ふくちゃんが見つめる先には、ハロプロとモーニング娘。'19の明るい未来が?撮影=佐藤友昭