役所広司らベテラン俳優が勢ぞろいする中、若手の窪田正孝が緊張のあまり大失言!?

2010/09/29 11:30 配信

映画

映画「十三人の刺客」の初日舞台あいさつに豪華出演者たちが大集結!

映画「十三人の刺客」の初日舞台あいさつが9月25日、都内で行われ、出演者の役所広司山田孝之伊原剛志松方弘樹市村正親沢村一樹、高岡蒼甫、六角精児波岡一喜石垣佑磨近藤公園窪田正孝と、三池崇史監督が登壇した。

本作は、'63年公開の工藤栄一監督による同名時代劇映画をリメークした、豪華キャスト競演の話題作。明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)(稲垣吾郎)の暴君ぶりに国の危機感を覚えた老中・土井(平幹二朗)が、御目付役・島田新左衛門(役所)に斉韶暗殺の密命を下す。立ち上がった新左衛門ら13名の刺客たちは、300人の圧倒的な敵勢力に立ち向かう。

主演の役所は「三池監督のもと、血まみれ、泥まみれで頑張りました」と自信満々にあいさつ。斉韶の側近、鬼頭半兵衛役の市村は「早くお金を払って妻と見に行きたいです。ここへきて、またほれ直してくれるのではないかと(笑)」と、のろけ全開にコメント。弓の名手・日置八十吉役の高岡蒼甫も「間近で松方さんの殺陣が見られたのが大きかったです。役者として良い経験になりました」と感想を語った。

そんな中、マイクを取った小倉庄次郎役の窪田正孝は「この作品を“踏み台”にしていきたいと…あれ? 踏み台!?」と思わぬ失言をしてしまい、会場は大爆笑。それに対し、役所も笑みを浮かべながら「僕たちも窪田くんのいい踏み台になれればと思います」とコメントし、会場を沸かせた。

その後、13人全員で直径1メートルの特製だるまに目入れをして、ヒット祈願をすることに。それぞれが少しずつだるまの目に墨を入れていくが、まつ毛を書いたりとふざける者もいて、会場からは笑い声が上がった。役所は完成しただるまを見ながら「素晴らしいチームワークでしたね。みんな勝手で、結局、最後に監督がまとめてくれました(笑)」と苦笑いをしていた。