12月31日(月)夜7:15より、NHK総合ほかにて放送される「第69回NHK紅白歌合戦」。3年連続で出場する欅坂46は今回、「ガラスを割れ!」を披露する。
キャプテンの菅井友香が「みんなでピンチを乗り越えてきた」と話す通り、ことしはけがによる平手友梨奈の一部活動休止や、主要メンバーの卒業などが相次ぎ、試練の年となった欅坂46。21人で発売した「ガラスを割れ!」だが、“紅白”では16人でのパフォーマンスとなる。
センター・平手の不在を埋めるのは、ファッション誌の専属モデルも務める小林由依。プロポーションだけでなく、表現力、ダンスのキレに定評があり、メンバーからも太鼓判を押される実力派だ。
とは言え、これまで全シングルでセンターを務めてきた、いわば欅坂46の“顔”である平手の存在は大きい。リハーサルを終えた小林が「ずっと平手がやってきたので、自分で大丈夫かなと思う部分はあるんですけど、みんなで精いっぱい練習してきたので、メンバーと一緒に平手の分まで頑張りたいと思います」と語ると、菅井も「小林一人に背負わせるのではなく、みんなで2019年も頑張れるようなステージにしていきたいと思います」と続け、グループの団結力をアピールした。
ステージは数段の階段を挟んで上段、下段に分かれており、間奏部分では小林が下段を独演場にして激しいダンスで魅せ、上段では他のメンバーが十数人のダンサーと共に踊り、センターの存在感が引き立つ演出になっている。
リハーサルでは振付け師のTAKAHIROも立ち会い、入念にフォーメーションを確認。持ち時間の前半を使い、TAKAHIROのカウントで立ち位置の調整が行われた。
その後、曲を流してのリハーサルが始まると、TAKAHIROは険しい表情でモニターを見詰め、最後のポーズが決まっても数秒の間はモニターを凝視する場面も。
平手不在の中、あえてセンターを強調しているかのような構成で、「(本番の)ギリギリまで練習したい」と語った小林の気迫を感じるパフォーマンスに注目したい。
欅坂46は後半8組目、関ジャニ∞の後に登場する。
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