1月2日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)に木村拓哉がゲスト出演。ドッキリ企画の最中、芸能界を生きていく中で感じる“本音”を垣間見せる場面があった。
仕掛け人を務めたのは映画『マスカレード・ホテル』で共演する勝地涼。木村にとっては後輩の勝地が「役者を辞めようか今迷っていて」と切り出すと、木村は真剣な表情で話に耳を傾ける。
木村は、妻・前田敦子と人生を歩んでいる勝地に向かって「涼くんだけの人生ではない」「パートナーにまずは相談するべきだと思うよ」と諭す。勝地が「(役者の仕事が)しんどくなってしまって」と演技を続けると、「いや、みんなしんどいでしょ」「(自分も)しょっちゅうだよ」と答える木村。
続けて、どういう時に辛くなるか聞かれた木村は「やることなすこと…ね、いろいろ叩かれるから」と胸の内を吐露。さらに「どの役をやっても普通になっちゃう」と悩みを打ち明ける勝地に、木村は「自分だって言われてるもん。何やったってキムタクだって」「しょうがないよね、人がそう言うんだから」「でもそれはそれだし」と、本音を打ち明けていた。
また、「辛くない人なんていないよ絶対」とも勝地を励ました木村。2人とも演出家・蜷川幸雄に指導してもらったという共通点もあり、木村は「蜷川さんにいろんなスイッチを押してもらった」「(蜷川から学べたのは)ものすごい自身じゃん」と勝地に語りかける。
それを聞いていた勝地もドッキリの仕掛け人であることを忘れたかのように、涙を浮かべながら「こんなこと言ってたら(蜷川さんは)絶対怒ると思います」と、真剣な表情を見せていた。
放送後のSNS上では「スーパースターのキムタクも生身の人間なんだよね」「木村くんの本音を聞いて泣けてくる」といったコメントが書き込まれていた。
次回の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は1月17日(木)放送予定。