主人公の氷見は、これまで99.9%の確率でクライアントを社会的窮地から救ってきた天才トラブルシューター。
「危機にある女性の最後のとりで」という強い信念を持ち、救うためであれば手段を選ばず、必要ならば嘘すら正義に変え、逆境でも覆すことを絶対に諦めない人間だ。
そんな氷見の衣装は、“黒”を基調としたコーディネートが多く登場する。
「氷見のぶれない信念を持って仕事に臨む姿勢をモノトーンの強さで表現しました。黒に黒を合わせるコーディネートが多いですが、シルエットやディテールにこだわり、異素材を組み合わせることで、全身黒のコーディネートにも奥行きを出しています」
そんな氷見の右腕的存在の与田は、冷静沈着で論理的な性格ながら、一度怒りに火がつくと氷見でも止められない顔を持つ。また、言葉の節々で恋愛至上主義者であることを匂わせる一面も。
姉妹のような関係性の2人だが、違いはコーディネートにも現れているのだろうか。
「氷見と与田のキャラクターの違いは、全体的な色味や使用ブランドを変えて、表現しています。劇中の2人の絶妙なバランスを、衣装を含めて楽しんでいただければうれしいです」
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