連続テレビ小説「あさが来た」(2015-16年、NHK総合ほか)で女優デビューを果たした清原は、その後も着実に経験を積み、2018年には連続ドラマ「透明なゆりかご」で初主演を飾った。
17歳の看護助手という実年齢に近い役どころを等身大の魅力十分に演じた清原は、老若男女問わず人気者に。
「Seventeen」専属モデルとして同世代のみならず幅広い世代から人気を博す清原。山田のプロデュース作品である「デイアンドナイト」では、家族を知らない孤独な少女に挑戦している。
本作で清原が演じるのは、児童養護施設で育った孤独な少女・奈々。同世代に比べおとなしく、心に闇を抱えた女子高校生という難しい役どころだ。
時折見せる年相応のかわいらしさも魅力的なキャラクターだが、その16歳とは思えない安定した演技力に「清原果耶さんの存在感が秀逸」「清原ちゃんの演技に圧倒された」と、SNSや口コミで早くも話題となっている。
実はこの奈々役、応募者500人ものオーディションで、清原が勝ち取った重要な役。オーディションに出席し、清原の演技に思わず涙したという山田は「ワンシーンを演じただけなのに、圧倒的に奈々だった。その時に『見つけた!』という喜びと、たったワンシーンだけなのにキャラクターをくみ取ってくれた喜びがあった」と大絶賛で振り返った。
さらに、本作の主題歌「気まぐれ雲」を“大野奈々”名義で、ボーカルにも挑戦。作詞・作曲・プロデュースを手掛けたRADWIMPSの野田洋次郎は、清原の歌声を聴き「すごくすてきな声だと感じていたので、足さず、引かずに」とこちらも大絶賛のコメントを寄せた。
映画界・音楽界の巨頭ともいえる山田と野田に、ここまで認められる才能を持つ鬼才・清原。
「デイアンドナイト」公開の前日・25日(金)に公開される映画「愛唄 -約束のナクヒト-」でもヒロイン役を務めるが、「デイアンドナイト」で魅せる彼女の圧倒的な演技はもちろん、その後の成長にも注目してほしい。
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