“疑惑のキスシーン”は、食事に出掛けた先で、卓子が球磨子に怒って店を飛び出したところからスタート。泣きじゃくりながら追い掛けてきた球磨子が、卓子に突然キスする! このシーンがあると知った時の心境を米倉は「キス以上のことをすると言われたら戸惑っただろうけど(笑)」と冗談を交えつつ、「楽しみだなって思いました。卓子は受け身ということもあって、なおさら落ち着いて受け止めましたね」と明かす。一方、黒木は「球磨子にとっては、普通じゃない言動がスタンダードであり、意味のあることなんです。自分の弁護士で、しかも女性へのキスという衝動的で突拍子もない行動も、とても球磨子っぽいなって思いました」と、冷静かつ興味深く受け止めていたよう。
撮影ではリハーサルの段階から、黒木がガチでキスをすることに。米倉は「『あっ、もうするんだ!』と思って、そこで私も吹っ切れました(笑)。意外にも黒木さんは、私より度胸があるかもしれないです」と言い、「実は以前、私が何かで急に悲しそうな顔をしたら、ある人に『あっ、結構傷つきやすいのね』と驚かれたんです。そのとき、これがギャップというんだなって思ったんですけど、黒木さんには私とはまた違うギャップがあるんですよね。3歩下がってついていくタイプに見えて、実は男前というか、結構強い女性かもしれないなって…キスシーンでもそう感じてドキッとしました」と、黒木に魅せられたよう。キスシーンの撮影中は、「私の方が背も高いし、何だか気持ちも男性寄りになって、『黒木さんがきれいに見えたらいいな。どっち向きの方が彼女にとってはいいんだろう!?』とか考えちゃった」と語った。
リハーサルも含め何度も米倉の唇を奪った黒木も「初共演の米倉さんにキスするのは緊張しましたけど、おきれいな方なので光栄だなと思いました」と撮影時を回想し、笑顔を見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)