どんな手を使ってでも真実を追及し、その有能ぶりとは裏腹に「最低の弁護士」ともやゆされる佐原卓子(米倉)の元に、弁護士・原山正雄(津川雅彦)から、ある依頼を引き継いでほしいと頼まれる。その依頼人とは、世間からは「鬼クマ」と呼ばれ、好奇の目にさらされている疑惑の渦中にいる、悪女・白河球磨子(黒木)だった。
球磨子は夫・白河福太郎(中村梅雀)とドライブに出掛けたが、車ごと海へ転落。福太郎はそのまま車内で溺死し、脱出に成功した球磨子だけが生き延びた。球磨子は夫の運転ミスによる事故を主張したが、不審な点が見つかる。無実を主張し続ける球磨子だったが、警察は別件で逮捕…。
そんな中、卓子の中で球磨子は世間でいわれるような“悪女”なのか? 卓子は球磨子の本性と、事件の真相を解明するため、記者・秋谷茂一らから情報を収集し、球磨子の生い立ちを一つずつひもといく。一方、球磨子を有罪にしたい検事正・小田秀子は、卓子を陥れようと画策する。
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